オリックスからポスティングによりメジャー挑戦を表明していたオリックスの山本由伸投手がロスアンゼルスドジャースと12年総額3億2500万ドル(約463億円)で契約合意しました。
山本由伸投手は成功しない?メジャー挑戦への懸念点とは。
山本由伸投手は2021年、2022年と沢村賞、パ・リーグMVPをともに受賞。2023年も16勝6敗、169奪三振、防御率1.21、勝率.727で史上初の3年連続投手4冠(最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率)を獲得し、」リーグ3連覇に貢献しました。
今や日本NO.1ピッチャーとなり日本での実績は十分です。
それが12年総額3億2500万ドル(約463億円)との長期かつ高額な契約に繋がりました。
身長が低い。
メジャーリーグにおいて投手の身長は一つの成功する基準の一つになります。
山本由伸投手は身長178センチ、体重80キロとメジャーリーガーの中では小柄な部類に入ります。
- 藤浪晋太郎 身長197㎝、体重98㎏
- ダルビッシュ有 身長196㎝、体重100㎏
- 大谷翔平 身長は193cm、体重は95kg
- 野茂英雄 身長188㎝、体重100㎏
- 田中 将大 身長188㎝、体重97㎏
- 黒田博樹 身長185㎝、体重93㎏
- 前田 健太 身長185㎝、体重84㎏
- 菊池 雄星 身長183㎝、体重91㎏
- 松坂大輔 身長182㎝、体重92㎏
MLBでの投手は平均身長191.2cm、平均体重95.2kと大柄です。
MLBでは身長が高い方が投手は成功するといわれています。
しかし、山本由伸投手は身長178センチ、体重80キロとメジャーリーガーの中では小柄な部類に入ります。
この点が、山本由伸投手にとっても懸念材料となります。
高額年俸に対してのプレッシャー
山本由伸投手はメジャーリーグの投手として、最高総額の12年総額3億2500万ドル(約463億円)で契約を結びました。
それまでの最高総額は、サイ・ヤング賞右腕ゲリット・コール投手9年3億2400万ドルでした。
この長期かつ高額の契約がプレッシャーになるのではないかとの声も聞かれます。
ドジャーズファンのプレッシャー
ロスアンゼルスドジャースは、実績もあり非常に人気があるチームです。
そのため、ファンやマスコミの注目を浴び、少しでも成績が悪くなるとファンからのバッシングが強くなります。
結果を残しているときはよいですが、ひとたび結果が悪くなると高額年俸に対してもマスコミやファンからのバッシングが強くなります。
登板間隔とメジャー球への適応
過去の日本人投手はメージャー移籍後、わずか数年で肘を痛め、手術をする例が多くみられます。
現在も大谷翔平がひじの手術によるリハビリ中、前田健太が手術後まだ本調子には戻っていません。
滑りやすいといわれるメージャー球への適応、中4日の登板間隔への適応必要となります。
25歳の若さでありますが、12年という長期契約でけがのリスクが付きまとうこととなります。
過去の日本人投手の実績から言うとひじのけがもドジャーズ側は想定しての契約かもしれません。
山本由伸はメジャーで成功するのでしょうか。
今オフはFAの先発投手が少ないとのこともあり、12年総額3億2500万ドルの長期かつ高額な契約となりました。
過去日本プロ野球で最高の実績のある投手はメジャーでも結果を残しています。
今オフ山本由伸投手は複数球団による争奪戦となったようにメジャー球団は山本投手のことを評価しています。
今までいくつかの懸念材料を上げてきましたが、それを踏まえてメジャー球団は契約をしています。
これだけの長期かつ高額な契約となったということは、メジャー球団も山本投手が成功すると踏んでいるからです。
日本人最高の投手である山本投手が成功しないわけがありません。
一時的は不調、怪我はあるかもしれませんが、12年という期間でみると成功という結果につながるよう応援していきたいと思います。