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桑名と鋳物

桑名市は、三重県にある城下町で、日本橋から数えて42番目の東海道五十三次に位置しています。桑名の名物としては、ハマグリや志ぐれが有名ですが、桑名は古くから「鋳物の街」としても知られています。

鋳物とは、溶かした金属を鋳型と呼ばれる型に流し込んで固めることを鋳造といい、金属を溶かし、鋳型に注ぎ込む製造方法とその製品(鋳造製品)のことを総称して「鋳物」といいます。

桑名の鋳物は、江戸時代・徳川家康の家臣・本多忠勝が桑名藩主となり、鉄砲の製造を始めたのが起源といわれています。この他にも、灯ろう、梵鐘、農具や鍋などが作られました。

近代工業への道(明治時代~)従来の工法に代わって導入された、天然産の砂を使って造形する生型法は低コスト・大量生産に優れていたため、鋳物は当市の地場産業として確固たる地位を築いてゆきました。隣村の小向(現在の朝日町)で発見された砂が、この生型法に最も適した鋳物砂であったことも、鋳物が躍進する大きな原動力となりました。明治36年(1903年)に製麺機や水道器具などの機械鋳物が当市で最初に鋳造され、次第にミシン鋳物など各種の機械鋳物が造られるようになり、明治、大正期を通じて、「東の川口、西の桑名」と呼ばれる我が国二大鋳物産地が確立されました。その後、桑名の鋳物は昭和15年ごろまではストーブ、鍋類、氷削機、ミシン、ガス器具などの日用品が多く製造されていましたが、終戦後は産業・経済の復興に続く高度成長の波に乗って近代化が進み、工業製品や建設材料を主力として発展しました。

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