12月8日に2回目となる現役ドラフトが非公開のオンラインで行われました。
昨年は、阪神の大竹耕太郎、中日の細川成也の2人に代表さるよう成功例があった現役ドラフト。
今回は今年行われた2回目の現役ドラフトでチャンスを与えられた選手を注目選手を紹介していきます。
目次
(阪神→巨人)馬場皐輔
今回の現役ドラフトで一番注目されたのが、阪神から巨人に移籍がきまった馬場皐輔投手です。
馬場皐輔の特徴・実績は。
- 身長180センチ 体重92㎏ 右投げ右打ち 投手
- 仙台育英高校卒業
- 甲子園では、春夏を通じて4試合の登板で、通算投球回数21イニング、21奪三振、防御率2.14を記録。
- 仙台大学卒業。
- 仙台六大学野球でリーグ戦通算で32試合167回2/3に登板、15勝6敗、206奪三振、防御率1.34を記録。
- 2017年NPBドラフトで阪神からドラフト1位指名。
- 契約金1億円、年俸1500万円(金額は推定)。
- 背番号は18
<プロ入り後>
〇2018年(プロ1年目)
- プロ入り後初登板。6回を5安打1失点に抑えるが、勝ち投手とはならなかった。
- 2018年成績2試合0勝0敗 防御率 投球回8.2回
〇2019年(プロ2年目)
- 主にファームで先発投手として起用され、ウエスタン・リーグ防御率2位の結果を残す。
- 2019年成績2試合0勝1敗 防御率10.80 投球回3.1回
〇2020年(プロ3年目)
- プロ入り後初めて年間を通じて一軍に定着
- 2020年成績32試合2勝1敗9H 防御率2.08 投球回30.1回
〇2021年(プロ4年目)
- 年間を通じて一軍の中継ぎとして登板。44試合に登板、防御率3.80、3勝10ホールドを記録
- 2021年成績44試合3勝0敗10H 防御率3.80 投球回47.1回
〇2022年(プロ5年目)
- 前年に比べ登板数を減らし7試合の登板にとどまった。
- 2022年成績7試合0勝1敗0H 防御率5.14 投球回7.0回
〇2023年(プロ6年目)
- 夏以降に19試合に登板し、日本シリーズの登録メンバーに入った。
- 2023年成績19試合2勝1敗3H 防御率2.45 投球回22.0回
<6年間通算>
106試合7勝4敗22H 防御率3.49 投球回118.2回
巨人の失点イニング
<2023年巨人イニング別失点数>
イニング | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 延長 | 合計失点 |
失点 | 38 | 57 | 61 | 59 | 46 | 61 | 80 | 50 | 35 | 20 | 507 |
2023年の巨人のイニング別失点数を見ると、7回の失点数が80点と突出しています。
9回が最少失点数35点と抑えは機能しているようですので、やはり中継ぎが弱点ということができます。
今回の現役ドラフトでは弱点の中継ぎの補強ができたということで、巨人のとっては弱点を補強する良い現役ドラフトとなったのではないでしょうか。
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