三重県桑名市はちょうど日本の中心に位置します。
関東の文化と関西の文化がぶつかり合う場所にあります。
そのため、ちょうど桑名あたりがその文化の境界線になるものがあります。
今回はその桑名が境界線になるものをまとめてみたいと思います。
バカとアホの境界線
バカとアホこの言葉の使われる境界線がちょうど桑名あたりになります。
関東では「バカ」、関西では「アホ」という言葉が使われます。
1991年に朝日放送(ABCテレビ)の「探偵ナイトスクープ」の企画で日本における「バカ」と「アホ」の境界線を探る企画がありました。番組で全国全市町村の教育委員会あてに、「バカ」「アホ」にあたる言葉をアンケートしました。
その結果、中部の名古屋、桑名あたりが「バカ」「アホ」の境界線のあたりでした。(ちなみに名古屋周辺では「たわけ」という言葉がつかわれていました。
次の図がそのとき作られた「アホ・バカ分布図」です。
そばとうどんの境界線
よく食べる麺類、定食についてくる麺類としての「そば」と「うどん」の境界線も名古屋・桑名のあたりにあります。
これも関東の「そば」の文化、関西の「うどん」の文化の境界線にあります。名古屋には「きしめん」という文化があるのもそのためでしょう。
うどんのつゆも、関東は濃いめ、関西はうす目と地域によって違いはあるようです。
カレーの肉は、牛肉か豚肉か。
カレーに入れる肉にも地域柄があるようです。
関東は豚肉、関西は牛肉をいれるようです。
ちなみに桑名では「桑名カレー」というものがあります。
真ん中でルーを分け、牛肉カレーと豚肉カレーに別れています。
関東か関西か
三重県桑名市は関東と関西の中間にあります。
三重県は東京の人に言わせれば、関西弁だから関西、大阪の人に言わせれば、関西弁とは認められないから関東と言われてしまいます。
区分によって関東になったり、関西になったりするようです。
まとめ
三重県桑名市は、ちょうど日本の真ん中にあたるため、文化の境目となるようなことが多いようです。
名古屋中心に日本の中間の文化があるのかもしれません。