2月のまだ肌寒い日に、九華公園周辺を散策してみました。
駐車場に利用したのはここ。
住吉浦休憩施設(観光案内所)
10数台の駐車スペースと公衆トイレが設置されています。
揖斐川沿いにあり、気候のいい時にはお弁当をもって揖斐川で食べてもよさそうです。
後ろには長良川堰も見えてきます。
住吉浦休憩施設の向かいには、六華苑があります。
入園料は掛かりますが、とても素敵な建物、庭園がありますので、ぜひ寄ってみてください。
まず初めの散策場所は住吉浦休憩施設の南側にある「住吉神社」です。
住吉休憩施設からは堤防沿いにほぼ隣接しており七里の渡しまでの途中にああります。
桑名は船運が盛んであったため、海上の安全を祈願して建立されたそうです。
桑名には数多くの神社仏閣がありますので、散歩がてらによってみてはいかがでしょうか。
住吉神社から川沿いに歩いていくと、「七里の渡し」が見えてきます。
伊勢湾台風以降、渡船場に防波堤が築かれ、趣はなくってしまってます。
一の鳥居が神々しく建てられています。
一の鳥居を出て右手に曲がり、すぐの突き当りを左に曲がり少し歩くと、船津屋の塀の一部に建てられている「歌行燈句碑」があります。
久保田万太郎が詠んだ句「かわをそに 火をむすまれて あけやすき 万」と自筆で書かれています。
知らなければ通り過ぎてしまうような感じで、船津屋の塀の一部に建てられています。
船津屋は桑名でもっとも格式高い本陣「大塚本陣跡」でもあります。
それでは一旦七里の渡しに戻りましょう。
七里の渡しから路地沿いに(突き当りと逆方向、一の鳥居から出で左方向)に歩くと「舟会所跡」「問屋場跡」「通り井跡」の碑(看板?)が道沿いに建てられています。
何があるというわけですので、気にしなければこれもまた見過ごしてしまいそうです。
何度もここを通っていましたが、調べてみて初めて建てられたいることに気付きました。
路地を南に向かい、通りに交わるところの右に「歌行燈」、左に「柿安」があります。
二店とも桑名を代表する高級老舗です。
一度は食事をしてみたいと思っています。
通りを左に曲がると九華公園があります。
九華公園は後回しにして、通りを渡りまっすぐ歩くと右に春日神社(桑名宗社)の青銅鳥居があります。
その足元には「しるべ石」があります。正面に「志るべい志」、左面に「たづぬるかた」、右側に「おしゆるかた」と刻まれています。むかしの伝言板であったそうです。
そのまままっすぐ歩いていくと、左側に「歴史を語る公園が見えてきます。ここは「片町河岸跡」。城の堀に面している船着き場です。
すこしここでひと休憩。
木でできた橋も歴史を感じます。
角を右に曲がると、「桑名市博物館」「石取会館」「三重県電話発祥の地」碑、「京町見付跡」など散策できるポイントが点在しています。