暦の上では春が始まる「立春」を迎えましたが、まだまだ冷え込みが厳しい2月。
2026年2月8日放送の**『やまと尼寺 四季ごよみ』**では、奈良県桜井市・音羽山観音寺の尼さんたちが、厳しい寒さの中に小さな春を見つける「如月(きさらぎ)」の暮らしを届けてくれました。
正月の鏡餅を無駄にしない「ねこ餅」作りや、里の人々との心温まるお茶会。
わずか10分間の放送に、私たちが忘れかけていた「季節を愛でるヒント」がぎゅっと詰まっています。
1. 放送日時・放送局の確認
夕食前のひととき、心にポッと灯がともるような10分間の番組です。
| 項目 | 内容 |
| 番組名 | やまと尼寺 四季ごよみ |
| サブタイトル | 如月(きさらぎ) 立春・雨水 |
| 放送日時 | 2026年2月8日(日) 18:30〜18:40 |
| 放送テレビ局 | NHK Eテレ・名古屋(Ch.2) |
2. 立春(りっしゅん):鏡餅が変身!カラフルな「ねこ餅」
2月前半の二十四節気は「立春」。音羽山観音寺では、お正月に神様にお供えした鏡餅を最後まで大切にいただく知恵が受け継がれています。
暮らしの知恵:ねこ餅作り
余った鏡餅をつき直し、形を整えて作るのが**「ねこ餅」**。
- カラフルな具材: 青のり、ごま、干しエビなどを混ぜ込み、見た目にも華やかに。
- 名前の由来: 「寝かせた形が猫の背中のように丸いから」など諸説ありますが、尼さんたちが楽しそうに丸める姿は、観ているだけで癒やされます。
- 楽しみ方: 少し乾燥させてから切って焼いたり、揚げたり。保存食としても優秀な、冬から春への橋渡し料理です。
3. 雨水(うすい):桃の節句を先取りする「お茶会」
2月後半は、空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶け始める「雨水」。
里のみなさんとの絆
観音寺の暮らしに欠かせないのが、麓に住む「里のみなさん」との交流です。
番組では、少し早い**「桃の節句(ひな祭り)」のお茶会**の様子が描かれました。
- 手作りのおもてなし: 季節の食材を使った精進料理やお菓子。
- 笑顔の交流: 「もうすぐ春ですね」と声を掛け合いながら、温かいお茶を囲むひととき。厳しい冬を一緒に乗り越えた仲間たちと、春の訪れを喜び合う尼さんたちの笑顔が印象的でした。
4. 番組の魅力:二十四節気で整う「心と体」
この番組が多くの人を惹きつけてやまないのは、便利さばかりを追い求める現代人が見失いがちな「丁寧な暮らし」があるからです。
- 「もったいない」を「楽しい」へ: 硬くなったお餅を「ねこ餅」にして喜ぶ。
- 自然のリズムに合わせる: 寒い日は寒さを楽しみ、雨の音に春の気配を感じる。
- ナレーションの心地よさ: ゆったりとした語り口が、日曜夜の慌ただしさを忘れさせてくれます。
5. まとめ:2月8日の放送が教えてくれた「春を待つ作法」
「ぽかぽか春は、もう目の前」。番組の最後に添えられたその言葉通り、如月の暮らしは春を迎えるための大切な準備期間でした。
- ねこ餅: お正月を締めくくり、冬のエネルギーを使い切る。
- お茶会: 人との繋がりで心を温め、芽吹きの季節に備える。
明日から2月第2週が始まりますが、皆さんも尼さんたちのように、身近な「小さな春」を探してみてはいかがでしょうか。
6. 読者からのよくある質問(FAQ)
Q:「ねこ餅」のレシピは公開されていますか?
A:番組の公式本(NHK出版『やまと尼寺 精進日記』シリーズ)に、季節ごとの料理が詳しく掲載されています。ねこ餅のバリエーションも紹介されているので、気になる方はチェックしてみてください。
Q:音羽山観音寺へは誰でも行けるのですか?
A:参拝は可能ですが、急な山道を30分ほど登る必要があります。また、尼さんたちが多忙な場合もあるため、静かに参拝するのがマナーです。宿泊(宿坊)は現在予約制など状況が変動するため、事前に公式サイト等で確認が必要です。
