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ドラマ10『テミスの不確かな法廷』第5回:書証と人証の狭間で揺れる真実

目次

番組情報:放送日時と放送局

まずは、第5回の放送情報を確認しておきましょう。

  • 放送日時: 2026年2月3日(火) 22:00〜22:45
  • 放送テレビ局: NHK総合(名古屋)ほか、全国のNHK総合にて放送

1. 第5回「書証主義と人証主義」のあらすじ

物語は、ある傷害致死事件の控訴審を舞台に展開します。一審では被告人の自白調書(書証)が決定打となり有罪判決が下されましたが、二審から担当することになった主人公の弁護士は、その調書の信頼性に疑問を抱きます。

検察側が提示するのは、客観的事実として記録された「書面」。対する弁護士側は、現場にいた目撃者の「証言」を武器に戦おうとします。記録された文字か、語られる言葉か。法廷は、真実を証明するための根底的なルールを巡る激しい攻防の場と化していきます。


2. 徹底解説:裁判を左右する「書証主義」と「人証主義」とは?

今回のサブタイトルにもなっているこの2つの概念は、現代の裁判制度において非常に重要な役割を果たしています。

書証主義(しょしょうしゅぎ)

書証主義とは、裁判において書面(書類や記録)を証拠として重視する考え方です。

  • メリット: 時が経っても内容が変わらず、客観的な記録として残る。
  • リスク: 取り調べでの強要や、文脈の切り取りによって「作られた供述」が固定化される恐れがある。

人証主義(にんしょうしゅぎ)

人証主義とは、証人が法廷で直接話す言葉(証言)を重視する考え方です。

  • メリット: 裁判官がその場の雰囲気や証人の表情、語気の強さを直接確認できる(直接主義)。
  • リスク: 記憶の風化、証人の主観による歪み、法廷での緊張による言い間違いなどが起こりやすい。

ドラマ内では、この2つが衝突することで「どちらがより真実に近いのか」という、法学的なテーマがエンターテインメントとして昇華されています。


3. ドラマ10ならではの重厚な演出と見どころ

NHK「ドラマ10」枠は、これまでも社会派の良質なドラマを世に送り出してきました。今回の『テミスの不確かな法廷』も、単なる勧善懲悪のリーガルドラマではありません。

① 心理描写の細やかさ

被告人がなぜ一審で事実と異なる自白をしてしまったのか。そこには「調書」という書面が持つ静かな圧力が描かれています。文字にされることで、自分の記憶が塗り替えられていく恐怖を、映像演出で見事に表現しています。

② 法廷シーンのリアリティ

裁判官の視点、検察官の戦略、そして弁護士の執念。それぞれの立場から見た「法」の解釈が、専門用語を交えつつも視聴者に分かりやすく提示されています。第5回では、特に証人尋問のシーンでの緊張感がピークに達します。


4. 過去回からの伏線と今後の展望

第4回までで描かれてきた、主人公が抱える「過去の冤罪事件」の影が、今回の裁判にも密かに重なっています。書面主義によって葬り去られそうになった過去の事実を、主人公はどうやって「言葉」で引き出すのか。

物語の折り返し地点となる第5回は、最終回に向けた大きな転換点となることが予想されます。特にラスト5分の衝撃的な新事実の発覚は見逃せません。


5. 視聴者が注目すべきキャラクターの動向

  • 主人公(弁護士): 感情を排して理論で戦うタイプだった彼が、証人の「声」を聞くことでどう変化していくのか。
  • 若手検事: 書証の完璧さを信じて疑わない彼が、法廷で崩れる証言を前にどのような葛藤を見せるのか。
  • 謎の傍聴人: 毎回法廷に姿を見せる謎の人物。第5回でついにその正体の一部が明らかになるかもしれません。

6. まとめ:2月3日の夜はテレビの前でリーガルバトルを体感

『テミスの不確かな法廷』第5回は、法を扱う者たちのプライドと、真実を求める人間の執念がぶつかり合う、シリーズ屈指の神回となる予感がします。

「書かれた言葉」を信じるか、「語る声」を信じるか。あなたならどちらを証拠として選びますか? 2月3日(火)22時の放送を、ぜひお見逃しなく。

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