2026年1月2日・3日、学生スポーツ最大の見せ場である**「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」**が開催されます。
今年の箱根は、近年稀に見る「5強」による混戦模様。絶対王者・青山学院を、虎視眈々と狙うライバルたちがどう追い詰めるのか。駅伝ファンならずとも目が離せない、今大会の見どころをデータと独自の視点で深掘りします。
目次
1. 2026年大会の構図:歴史的な「5強時代」へ
かつては「1強」や「2強」の時代が続きましたが、2026年は青山学院、駒澤、國學院、早稲田、中央の5校が、いずれも往路優勝・総合優勝を狙える実力を持っています。
この背景には、学生ランナー全体の高速化があります。10000m28分台は当たり前、27分台を持つ選手が各校の主要区間に配置される「超高速駅伝」が今大会の象徴となるでしょう。
2. 徹底戦力比較!優勝候補5校の「武器」と「不安要素」
① 青山学院大学:盤石の「層の厚さ」と「駅伝力」
- 武器: 10人全員が区間上位で走れる安定感。特に復路の7区〜9区での「青学特有の粘り」は健在。
- キーマン: 黒田朝日(4年)。2区での区間賞争いはもちろん、チームの精神的支柱。
- 戦略: 往路を3位以内で耐え、復路の選手層で逆転する「メソッド」が今年も機能するか。
② 駒澤大学:復活を期す「平成の常勝軍団」
- 武器: 佐藤圭汰(4年)、**山川拓馬(4年)**のダブルエース。爆発力なら学生界随一。
- 不安要素: エースに依存しすぎる側面があり、中堅層がいかにブレーキなく繋げるかが鍵。
- 戦略: 1区・2区で独走態勢を築き、他校にプレッシャーをかけ続ける逃げ切りを図る。
③ 國學院大學:悲願の初優勝へ「史上最強の布陣」
- 武器: 距離への対応能力が高い。出雲・全日本での好成績を自信に、箱根の20km超にも動じないスタミナ。
- キーマン: 青木瑠郁(4年)。安定感抜群のロード適性で、往路の重要区間を担う。
- 戦略: 山の5区・6区でリードを奪い、復路をリードした状態で逃げ切るプラン。
④ 早稲田大学:超新星の加入で「伝統校の逆襲」
- 武器: スーパールーキー**鈴木琉胤(1年)の加入。主将の山口智規(4年)**との新旧エース共演。
- 不安要素: 上位層は強力だが、下位層の10番手、11番手のタイム差が上位校に比べると課題。
- 戦略: 往路で驚異的なタイムを叩き出し、古豪復活を印象付ける「先行逃げ切り」。
⑤ 中央大学:スピードスター集団の「リベンジ」
- 武器: 10000mの平均タイムはトップクラス。**吉居駿恭(4年)**を中心とした爆発力が魅力。
- 不安要素: 昨年の体調不良による大ブレーキの教訓を活かせるか。コンディショニングが最大。
- 戦略: 序盤からスピードで圧倒し、レース展開をハイスピード化させて他校の計算を狂わせる。
3. 【個人賞予想】花の2区と山の5区を制するのは?
箱根駅伝の勝負を決めるのは、やはり「特殊区間」です。
- 2区(23.1km)のエース対決: 青山学院の黒田、駒澤の佐藤、中央の吉居。学生トップ3による歴史的な区間記録更新が期待されます。27分台ランナー同士の意地のぶつかり合いは必見。
- 5区(20.8km)山の神の再臨: 早稲田の**工藤慎作(3年)**が「山の神」に最も近い存在か。急勾配をものともしない軽快なピッチに注目です。
4. シード権争いのドラマ:1月3日の「残酷な10位」
優勝争いと同じくらいドラマチックなのが、シード権(10位以内)を巡る争いです。
- 注目校: 順天堂大学。予選会から這い上がってきた名門が、本戦でどこまで意地を見せるか。
- ボーダーライン: 東洋大学、創価大学、城西大学。これらの実力校が10位前後で競り合う展開になれば、最終10区の日本橋付近までタスキの行方が分からなくなります。
5. 1月3日、観戦を彩る「通」なチェックポイント
スマホ片手に観戦するなら、以下の3点を意識すると面白さが倍増します。
- 「繰り上げスタート」の非情さ: 鶴見中継所(10区手前)でのタスキが繋がらなかった時の涙。これは現地・TVともに最大の涙腺崩壊ポイントです。
- 当日変更の「裏読み」: 朝のメンバー変更で、各監督が誰を隠し持っていたか。その意図を解説者のコメントから探る。
- 沿道の応援とSNSの熱狂: 「#箱根駅伝」で流れるマニアックなデータ(シューズの銘柄分析など)を見ながらの視聴。
結論:2026年、大手町で笑うのは?
現時点での筆者の最終予想は…… 総合優勝:國學院大學 往路優勝:早稲田大学 復路優勝:青山学院大学
今年は「3校でタイトルを分け合う」ほどの混戦になると予想します。皆さんの推し大学や、期待している選手をぜひコメント欄で教えてください!一緒に第102回大会を熱く盛り上げましょう!
※本記事の内容は2025年12月時点の戦力分析に基づいた予想です。
