「三重県のクリスマス」と聞くと、多くの人が「なばなの里」を思い浮かべるでしょう。でも、桑名のポテンシャルはそんなもんじゃありません。
今日は、定番から地元民だからこそ知る「通な楽しみ方」、そして私が実際に桑名の街で目撃・体験した胸キュンエピソードまで、余すことなくご紹介します。 ブックマーク必須ですよ!✍️
🌟 三重県桑名市:クリスマス絶対おすすめスポット3選
桑名の冬は、伊吹おろし(冷たい風)が吹いて寒い!だからこそ、人の温かさと光の輝きが沁みるんです。
1. 王道にして頂点:なばなの里イルミネーション
これは外せません。国内最大級のスケールは、何度行っても圧倒されます。
- ここがポイント: クリスマス当日は激混み必須。おすすめは**「点灯開始の少し前」か「閉園1時間前」**。特に閉園間際は、団体客が引いて「光のトンネル」を二人占めできるチャンスがあります。
- 裏技: 園内の「長島ビール園」で地ビールを楽しむのも最高ですが、寒空の下で食べる**「しじみコロッケ」や「安永餅」**の温かさは、高級フレンチに匹敵する幸福感です。
2. 大人のクラシッククリスマス:六華苑(ろっかえん)
ジョサイア・コンドル設計の洋館と日本庭園が融合した、国の重要文化財。
- ここがポイント: 派手なネオンはありませんが、洋館の佇まいがクリスマスの雰囲気にベストマッチ。明治・大正ロマンを感じながら、静かに手を繋いで歩くデートは**「本物志向」**のカップルに最適です。
- 映え要素: 鮮やかなブルーの塔屋は、冬の澄んだ青空や夕暮れ時に驚くほど映えます。
3. 買い物だけじゃない:三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島
- ここがポイント: クリスマスセールで賑わうのはもちろんですが、夜のライトアップされたパーク内はまるで海外の街角。
- 過ごし方: 観覧車から見る夜景は絶景です。桑名の街並みと名古屋方面の灯り、そして眼下のイルミネーション。「買い物疲れちゃったね」と言いながら観覧車に乗る……この流れ、完璧です。
🎄 桑名のクリスマス:地元民が見た「リアルな出来事」
桑名のクリスマスは、派手なイベントばかりではありません。日常の中に溶け込んだ温かい風景があります。
- 桑名駅前のイルミネーション 近年、桑名駅周辺の再開発が進み、駅前のイルミネーションが洗練されてきました。仕事帰りのサラリーマンや学生が、ふと足を止めてスマホで写真を撮る姿。その「ちょっとした非日常」が、この街のクリスマスを彩っています。
- 渋滞すらイベント化 国道1号線や23号線、長島周辺の渋滞はクリスマスの風物詩(笑)。ですが、地元民は知っています。「この渋滞の中でどんな音楽をかけるか」「どんな会話をするか」が試されていることを。車内で二人きりの時間が長くなることをポジティブに捉えるカップルが、桑名には多い気がします。
💖 実録!桑名クリスマス・胸キュンエピソード
これは数年前、私がなばなの里からの帰り道で目撃した、あるいは友人が体験した(ということにしてください笑)エピソードです。
~揖斐川の堤防にて~
なばなの里の帰り道。光の余韻に浸りながらも、桑名特有の強烈な北風が吹き荒れていました。 駐車場に向かう途中、前を歩いていた若いカップル。
彼女が寒さで肩をすくめながら、**「うわぁ、桑名の風、本気出しすぎじゃない?」**と笑いました。 すると彼氏は、何も言わずに自分のコートのポケットからカイロを取り出し(準備がいい!)、彼女の冷えた手に乗せたんです。
そして一言。 「風は冷たいけど、手はこれで温めて。……あと、俺の手もあるけど、どっちがいい?」
彼女は真っ赤な顔で、カイロを握りしめたまま、空いているもう片方の手で彼の手をギュッと握り返しました。 「……両方で!」
カーッ! 見てられねえ!(最高です) 桑名の寒風は、二人の距離を縮めるためのスパイスなんですね。揖斐川(いびがわ)の水面がキラキラして見えましたよ。
🎁 まとめ:桑名のクリスマスは「温度」がある
桑名市のクリスマスは、煌びやかな光だけでなく、歴史ある建物や、寒さを吹き飛ばすような人の温かさが魅力です。
- 見るなら: 圧倒的な「なばなの里」
- 感じるなら: 静寂の「六華苑」
- 楽しむなら: 活気の「ジャズドリーム長島」
今年のクリスマスは、ぜひ桑名市で**「心まで温まる」**素敵な一日を過ごしてください。 渋滞対策だけは忘れずに!
