みなさん、こんにちは!
突然ですが、3月20日と聞いて何を思い浮かべますか? 「そろそろ春かな〜」「祝日だと嬉しいな〜」なんてのんきにカレンダーを眺めている場合ではありません。
歴史を紐解いてみると、この3月20日という日は、神様が「イベント詰め込みすぎちゃった」としか思えないほどの特異日なんです。
崖から馬で駆け降りる侍がいれば、島流しから脱走して皇帝に戻るおじさんがいたり、世界初の株式会社ができたり……。まるで歴史のオールスター感謝祭。
今日は、そんな「濃厚すぎる3月20日」に起きた出来事を、明日誰かに話したくなるトリビアと共にご紹介します。これを読めば、今日という日がただの平日(あるいは休日)には思えなくなるはずです!
3月20日に起こった出来事
1. 物理法則を無視した男、源義経(1184年)
崖は「道」です。一ノ谷の戦いで「鵯越の逆落とし」
まずは平安時代末期、1184年の今日。 源平合戦のハイライト、一ノ谷の戦いです。
平氏が「ここは山(崖)だから、後ろからは絶対攻められないでしょw」と余裕をかましていたところ、源義経が**「鹿が通れるなら馬も通れるだろ」**という、現代の動物愛護団体なら卒倒しそうな理屈で、断崖絶壁(鵯越・ひよどりごえ)を馬で駆け下りて奇襲をかけました。
【ここがトリビア!】 実はこの「逆落とし」、最近の研究や地形の分析では「別の場所だった説」や「義経じゃなくて多田行綱という別の武将がやった説」も浮上しています。ですが、「常識を疑え」というベンチャー精神を800年以上前に発揮した義経のインパクトは絶大。平氏はこれで総崩れになりました。
2. 会社員の元祖? 世界初の株式会社が爆誕(1602年)
オランダ東インド会社設立
1602年の今日、オランダで東インド会社が設立されました。 歴史の授業で習いましたよね? でもこれ、単なる貿易会社じゃないんです。**「世界初の株式会社」**と言われています。
【ここがトリビア!】 それまでの貿易は「一回の航海ごとにお金を集めて、帰ってきたら解散」というスタイルでした。しかし、東インド会社は「会社という組織を永続させる」という画期的なシステムを発明。 つまり、私たちが毎日満員電車に揺られて会社に行くというライフスタイルの遠い祖先は、この日に生まれたと言っても過言ではありません。ありがとう、そしてちょっとだけ恨みます、オランダの商人たちよ。
3. 懲りない男、ナポレオン(1815年)
エルバ島から脱出、パリに入城して「百日天下」開始
1815年の今日、一度は戦争に負けてエルバ島に流されていたナポレオンが、脱出して軍を率い、パリに帰ってきました。
当時の新聞の見出しの変化が傑作で、最初は「怪物が脱出」と報じていたのに、パリに近づくにつれて「将軍」「皇帝陛下」と呼び方が変わっていったという逸話があります(これは後世の創作説もありますが、当時のフランスの混乱ぶりが目に浮かびます)。
【ここがトリビア!】 ここからワーテルローの戦いで負けるまでの期間を「百日天下」と言います。日本の明智光秀(三日天下)に比べれば33倍も長持ちしましたが、歴史の流れには逆らえませんでした。それでも、**「俺はまだ終わってねぇ!」**と復活する不屈のメンタルは見習いたいものです。
4. パンダはいなかったけど…上野動物園が開園(1882年)
日本初の動物園、オープン
1882年(明治15年)の今日、東京の上野に上野動物園が開園しました。 今でこそパンダで有名ですが、開園当初は農商務省の管轄で、博物館の付属施設のような扱いでした。
【ここがトリビア!】 最初のラインナップにライオンやゾウはいませんでした。メインは国産のシカやイノシシ、そして少しのトラなど。どちらかというと「日本の野生動物展示場」に近かったようです。それでも、当時の人々にとっては「生きた動物が見られる!」と大興奮のエンタメスポットでした。
5. 鉄血宰相、クビになる(1890年)
ドイツ帝国、ビスマルク解任
1890年の今日、ドイツを統一し「鉄血宰相」と恐れられたオットー・フォン・ビスマルクが、若い皇帝ヴィルヘルム2世と喧嘩別れして解任されました。
【ここがトリビア!】 当時の風刺画には「水先案内人が船を降りる」という有名な絵があります。老練な政治家が去り、若き皇帝が舵を取るようになったドイツは、その後、第一次世界大戦への道を突き進むことに…。**「優秀な古株が辞めた後の会社はガタガタになりがち」**という法則は、歴史が証明しています。
6. 愛と平和の「ベッド・イン」前夜(1969年)
ジョン・レノンとオノ・ヨーコが結婚
1969年の今日、ビートルズのジョン・レノンとオノ・ヨーコがジブラルタルで結婚式を挙げました。
【ここがトリビア!】 彼らはこの直後、アムステルダムのホテルでパジャマ姿でベッドに入りながら平和を訴えるパフォーマンス「ベッド・イン」を行います。結婚式すらもアートとメッセージにしてしまう二人。ロック史に残るパワーカップルの誕生です。
7. 初代世界最強へ! WBC日本代表が優勝(2006年)
「生きる伝説」イチローの決勝打はなかったけれど…
記憶に新しい(といってももう一昔前ですが)、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。 現地時間で3月20日(日本では春分の日)、決勝戦で日本代表がキューバを倒し、初代王者に輝きました。
【ここがトリビア!】 この大会、日本は一度予選リーグで敗退の危機に瀕しましたが、他国の勝敗結果による「奇跡のルール適用」で準決勝に進出。そこからの優勝でした。**「諦めなければ運も味方する」**を地で行くドラマチックな展開に、日本中がテレビに釘付けになりました。
【今日は何の記念日? 3月20日】ミニオンにあおむし、日焼け止め?「語呂合わせ」と「春の訪れ」が渋滞する特異日!
今日3月20日のカレンダーを見て、「あ、今日は春分の日だ(年によりますが)、休みだヤッター!」だけで終わらせていませんか?
甘い。砂糖たっぷりのサブレよりも甘いです。
実は3月20日は、企業の担当者たちが**「3(ミ・サ)」「2(ニ・ツ)」「0(オ・ワ・マル)」という数字の並びに目をつけ、こぞって記念日をねじ込んできた…いえ、制定した「記念日の特異日」**なのです。
世界的な人気キャラクターから、思わず二度見してしまう個人的すぎる記念日まで。今日は、情報の洪水警報が発令されそうな3月20日の記念日たちを、愛とユーモアを持ってご紹介します。
これを読めば、今日の過ごし方が劇的に変わる(かもしれない)雑学をお持ち帰りいただけますよ!
■世界的人気キャラたちが集結!
【ミニオンの日】「ミ(3)ニ(2)オ(0)ン」…その手があったか!
まずは世界中で大暴れしているあの黄色い謎の生物、「ミニオン」です。 NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社が制定しました。
理由はもうお分かりですね。3(ミ)2(ニ)0(オ)ンという、清々しいほどの語呂合わせです。 『怪盗グルー』シリーズでバナナ好きの彼らが大ブレイクし、2022年の『ミニオンズ フィーバー』などの映画プロモーションと共に、ファンに応援してもらうために制定されました。
今日はバナナを食べながら「ベロー!」と挨拶するのが正解です。
【はらぺこあおむしの日】蝶になるなら春がいい
続いては、絵本界のスーパースター。エリック・カールの『はらぺこあおむし』です。 こちらは語呂合わせではありません。あおむしが美しい蝶に変身する瞬間が「春の到来」と重なることから、春分の日になることが多い3月20日が選ばれました。
日本での出版50周年(2026年予定)を見据え、株式会社コスモマーチャンダイズィングが制定。あおむしのように、今日は私たちも何か美味しいものをたくさん食べて(食べ過ぎてお腹を壊さない程度に)、美しい姿へ変身する準備をしましょう。
■語呂合わせのクセがすごい食べ物・グッズ
【サブレの日】シンプル・イズ・ベスト
日清シスコ株式会社が制定したのが「サブレの日」。 理由は…「サ(3)ブ(2)レ(0)」。
「レ」はどこから来たんだ、「0」は「レイ」だからか!というツッコミは心の中にしまってください。ココナッツサブレのサクサク感のように、軽快な語呂合わせです。
【さつま揚げ(つけあげ)の日】揚げてアゲて!
鹿児島県指宿市の株式会社シュウエイ(小田口屋)が制定。 **「さ(3)つ(2)まる(0)」**から「さつま」と読む高度なテクニックを駆使しています。
しかもこの時期は卒業や就職などの節目。**「運気を揚げ(上げ)てほしい」**という素敵な願いも込められています。今日のおかずはさつま揚げ一択ですね。
【日やけ止めの日】「サニー・ゼロ」を目指せ
資生堂ジャパン株式会社による制定。 春分の日は日照時間が長くなり始める分岐点。その前日(あるいは当日)である3月20日に、日やけ防止意識を高めようという真面目な理由です。
語呂合わせは、3と20で「サニー・ゼロ」。 「サニー(太陽)によるダメージをゼロに」という意味でしょうか。カッコ良すぎます。
■数学的ひらめき? 計算式が必要な記念日
【シチューライスの日】5×4=20!?
ハウス食品株式会社が制定。 「カレー、ハヤシに続け!」と提案されたシチューライス。この日付の決め方が凄まじいです。
「5(ごはん)×(かける)4(シチュー)=20」
だから毎月20日なのだそうです。「かける」を掛け算にするという発想の転換! ごはん(5)にシチュー(4)をかけると、20(シチューライス)になる…。 テストには出ませんが、飲み会のネタにはなりそうです。
【信州ワインブレッドの日】・【発芽野菜の日】
これらも毎月20日の常連組です。
- 信州ワインブレッドの日:「ワインの日」が毎月20日だから、それに合わせてパンも楽しもうというオシャレな理由(信州ワインブレッド研究会)。
- 発芽野菜の日:毎月20日(はつか)を**「発芽(ハツガ)」**と読む、株式会社村上農園のナイスな語呂合わせ。
■健康第一!心も体もケアする日
【はぴ活の日】&【未病の日】
- はぴ活の日:森永乳業株式会社が制定。国連が定めた「国際幸福デー(International Day of Happiness)」が3月20日であることにちなんでいます。「はぴねす乳酸菌」で腸内からハッピーに。
- 未病の日:株式会社ブルックスホールディングスが制定。3(ミ)20(ビョウ)の語呂合わせと、季節の変わり目に体調を見直そうという願いから。「未病」とは病気の一歩手前の状態。今日ばかりは暴飲暴食を控えたいところです(さつま揚げとサブレとシチューライスを食べた後ですが)。
【アクションスポーツの日】雪も波も楽しめる日
一般社団法人JASAが制定。春分の日は、山には雪が残っていてスノーボードができ、海ではサーフィンができる、まさに二刀流の季節。「遊びの達人」たちの日ですね。
■【衝撃】個人的すぎる?でも最高な記念日
【昔 ピュアな乙女達の同窓会の日】
このリストの中で一番異彩を放っているのがこれです。 制定者は、「大阪府羽曳野市で中学時代を過ごした幼なじみの佳代子・あっちゃん・チャーミ・マミの4人組」。
……えっと、どちら様でしょうか!?(笑)
理由は「青春をイメージし、集まりやすい春分の日だから」。 「久しぶり」の一言でピュアなあの頃に戻れる同窓会を楽しんでほしい、という願いが込められています。 佳代子さん、あっちゃん、チャーミさん、マミさん、今年もどこかで乾杯しているのでしょうか。なんだか心が温かくなります。
■季節の節目、日本の伝統
最後は真面目に、暦の上での3月20日です。
- 春分の日:「自然をたたえ、生物をいつくしむ」国民の祝日(年によりますが2025年は3月20日です)。
- 春の彼岸の中日:ぼたもちをお供えしましょう。
- 社日(しゃにち):土の神様を祀る日。春分に最も近い「戊(つちのえ)の日」なので、この近辺になります。
- 酒風呂の日:四季の節目に酒風呂に入ろう、という長野県の酒蔵(高橋助作酒造店)の提案。「湯治」「冬至」「杜氏」とかけた語呂合わせの妙味。
今日のラッキースターは誰?3月20日の運勢ベスト3!
👑 第1位:牡羊座(3/21〜4/19生まれ)
「主役は遅れてやってくる…いや、今日から君が主役だ!」
お待たせしました!太陽があなたの元へ帰ってきました。今日から約1ヶ月間は、まさにあなたのためのシーズン。 今までなんとなくやる気が出なかったり、モヤモヤしていた人も、今日を境に「無敵モード」のスイッチが入ります。新しいことを始めるなら今日がベスト。直感のままに突き進んでください。周りの人はあなたのスピードについてくるのに必死です(笑)。
- ラッキーアイテム: 新品のスニーカー、赤い小物
🥈 第2位:射手座(11/23〜12/21生まれ)
「追い風が強すぎて、立っているだけで前に進んじゃう」
牡羊座に入った太陽が、同じ「火」の星座である射手座のあなたに強烈な追い風を吹かせます。 「面白そう!」「やってみたい!」という冒険心が大爆発。今日は細かい計画なんて不要です。ノリと勢いで行動したほうが、驚くようなラッキーを引き寄せられるでしょう。失敗すらも笑い話に変えられる、最強のポジティブ・オーラが出ています。
- ラッキーアイテム: 海外のポストカード、辛い料理(カレーなど)
🥉 第3位:魚座(2/19〜3/20生まれ)
「有終の美を飾る、デトックスと浄化の達人」
誕生日シーズンのラスト(または境目)を迎えている魚座さん。お疲れ様でした! 今日は「次のステージへ進むための準備」が整う日です。直感が冴え渡り、自分にとって本当に必要なものとそうでないものがハッキリと見えてくるはず。古い悩みや執着は、今日の入浴タイムですべて洗い流してしまいましょう。明日からは身軽なあなたでスタートできますよ。
- ラッキーアイテム: アロマバスソルト、水族館のチケット(または海の写真)
まとめ:3月20日は「何かを始めたくてウズウズする」宇宙公認のスタート日!
いかがでしたか?
歴史を振り返れば、義経が崖を駆け下り、ナポレオンが復活し、侍ジャパンが世界一になる。 カレンダーを見れば、ミニオンたちが騒ぎ、サブレやシチューで食卓が賑わう。 そして星を見上げれば、「宇宙元旦」として新しいサイクルの幕が開いている。
こうして見ると、3月20日という日は、単なる365分の1日ではありません。 過去の英雄たちも、企業の担当者さんも、そして星々までもが口を揃えて**「さあ、新しいことを始めようぜ!」**と叫んでいるような、とてつもないエネルギーが集まる特異日なのです。
「何か変えたい」「新しいことを始めたい」と思っていたあなたにとって、これ以上の吉日はありません。
もちろん、義経のように崖を降りる必要もなければ、ナポレオンのように国を動かす必要もありません。 今日のラッキーフードである「サブレ」をかじってみるもよし、久しぶりの友人に「同窓会しようよ」と連絡してみるもよし。
「今日の自分、なんか運気がいい気がする!」
そんな軽い勘違い(いえ、真実です!)を味方につけて、この濃厚でパワフルな3月20日を思いっきり楽しんでください。 今日踏み出した小さな一歩が、未来のあなたにとっての「歴史的快挙」になるかもしれませんよ?
それでは、素晴らしい「宇宙元旦」を! 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
