1. 導入(番組の概要と魅力)
1-1. “ガチでそのとき面白いと思うこと”を追求!テレビ界を席巻する『かまいガチ』の尖った魅力
テレビで見ない日はないほどの大活躍を続けるお笑いコンビ・かまいたち。彼らが関東初の冠レギュラー番組としてスタートさせ、今や深夜バラエティの絶対王者として君臨するのがテレビ朝日系列の『かまいガチ』です。この番組の最大の魅力は、タイトル通り「ガチでそのとき面白いと思うこと」だけに全振りをしている点にあります。ゴールデン番組のようなお利口な進行や万人受けするパッケージは一切なし。かまいたちの二人が、スタッフと共にその瞬間のノリと衝動だけで作り上げる企画は、かつてのお笑い黄金期を彷彿とさせる“尖り”と“熱量”に満ちあふれており、目の肥えたお笑いマニアたちを毎週熱狂させています。
1-2. 今回のテーマ:低予算ドッキリの最高峰「山内プリズン・ブレイク」という狂気の脱獄エンターテインメント
今回放送される企画は、番組ファンならタイトルを聞いただけで爆笑が確定する名物シリーズ「山内プリズン・ブレイク」です。この企画のコンセプトは極めてシンプルかつ狂気的。「お金がないなら知恵を絞れ」をモットーに、山内健司さんに対してとにかく理不尽で低予算なドッキリをこれでもかと仕掛けまくり、その張り巡らされた罠をかいくぐって脱出を目指してもらうという脱獄エンターテインメントです。豪華な仕掛けやド派手な爆破などは一切ありません。しかし、だからこそ際立つシチュエーションの妙と、追い詰められた山内さんが見せる極限のリアクションが、見る者を爆笑の渦へと引き込みます。
1-3. 「大量の小麦粉所持で緊急逮捕」から始まる、理不尽で愛おしい山内健司へのドッキリの嵐
物語(ドッキリ)の幕開けは、あまりにも唐突で不条理です。普段通りにロケを始めようとする山内さんの前に突然警察官が現れ、有無を言わさず地面に押さえつけられます。そして、バッグの中から出てきたのは身に覚えのない「謎の白い粉」。警察官から「これは何だ!」と詰め寄られ、それが「大量の小麦粉」であるというシュールすぎる理由で、山内さんは無実の罪で緊急逮捕されてしまいます。この、あまりにも雑で強引なオープニングから一気に山内プリズンの世界へと引きずり込まれ、次から次へと容赦なく襲いかかるドッキリの嵐に、山内さんは精神をすり減らしていくことになります。
1-4. 30分間ノンストップで繰り広げられる、お笑い純度100%の爆笑シチュエーションコメディ
『かまいガチ』の通常枠は30分という非常にコンパクトな放送時間です。しかし、その30分の中に詰め込まれたお笑い純度は驚異の100%。無駄なオープニングトークやだらだらとした説明は一切カットされ、逮捕から取調室、そして独房へと目まぐるしく舞台が変わるノンストップな展開が魅力です。計算され尽くしたドッキリの数々と、それにアドリブで対抗せざるを得ない山内さんの攻防は、まるで一流のシチュエーションコメディを観ているかのよう。一秒たりとも目が離せない超高密度の爆笑劇が、深夜のお茶の間に届けられます。
2. 放送日時、放送局の明示
2-1. 2026年6月3日(水)23:15放送!深夜の脳を覚醒させる水曜23時台の完璧なタイムスロット
大注目の『かまいガチ【山内プリズン・ブレイク】』は、2026年6月3日(水)の23:15から23:45にかけてオンエアされます。水曜日の夜23時台というタイムスロットは、一日の仕事を終えて少し疲れが見え始めた大人たちが、ベッドに入る前に頭を空っぽにして大笑いするにはこれ以上ない完璧な時間帯です。深夜ならではの少しエッジの効いた笑いと不条理なドッキリの連続は、眠気に襲われかけた脳を心地よく覚醒させ、明日への活力(あるいは笑い疲れ)をプレゼントしてくれるでしょう。
2-2. メ〜テレ(Ch.6)で楽しむ、中京圏のお笑いファンに向けた待望のローカルオンエア
この極上のエンターテインメントを東海エリア(愛知・岐阜・三重)の視聴者に届けてくれるのは、「Ch.6 メ〜テレ(名古屋テレビ)」です。テレビ朝日の人気深夜番組を最速で楽しめるメ〜テレの放送枠は、地元のコアなお笑いファンにとって毎週欠かせない聖域となっています。かまいたちの洗練された、かつ泥臭い笑いが、メ〜テレを通じて中京圏のリビングや寝室のテレビに流れ込むことで、地方にいながらにして最先端の尖ったお笑いトレンドをリアルタイムで体感することができます。
2-3. 明日への活力を生む30分間のショート&ディープな構成と、リアルタイム視聴のすすめ
昨今のテレビ番組は1時間〜2時間の長尺特番が増えていますが、『かまいガチ』の強みは「30分というショート&ディープな構成」にあります。だらだらと引き伸ばすシーンが1秒もなく、すべてのカットに笑いのギミックが仕掛けられているため、体感時間はわずか5分ほどに感じられるはずです。翌週の仕事や学校へのモチベーションを高めるためにも、水曜の夜はぜひリアルタイムで視聴し、SNSで全国のファンと同じタイミングで笑いを共有しながら、熱量が最も高い状態のオンエアを肌で感じてみてください。
2-4. 伝説のドッキリ回として語り継がれる中身をいつでも見返せる「録画予約」の重要性
今回の「山内プリズン・ブレイク」は、放送前からお笑いファンの間で「神回の予感がする」と大きな話題を集めています。一度きりのリアルタイム視聴で爆笑するだけでも十分に元は取れますが、山内さんの細かい表情の変化、後輩芸人による暴露トークのディテール、そして仕掛け人たちの絶妙な間合いなど、何度も見返すことで初めて気づく職人技のような笑いのポイントが多数散りばめられています。お笑い純度の高すぎるこの伝説回を永久保存版として手元に残すためにも、「録画予約」のボタンを今すぐ押しておくことを強くおすすめします。
3. 番組の歴史や背景、制作秘話
3-1. 深夜の20分枠から数々の賞レース、そして現在のポジションへ……『かまいガチ』激動の歴史
『かまいガチ』の歴史は、決して最初から順風満帆な王道ロードだったわけではありません。2020年に25時台の「20分枠」としてひっそりとスタートした当初は、手探り状態で過酷なロケを繰り返していました。しかし、かまいたちの二人が見せる圧倒的なお笑いポテンシャルと、スタッフの「守りに入らない」尖ったスタンスがSNSを中心に話題を呼び、番組改編のたびに昇格。現在の23時台のポジションを確固たるものにしました。売れっ子になってもなお、深夜番組ならではの泥臭さと実験的な精神を失わないその歩みこそが、ファンの心を掴んで離さない理由です。
3-2. お金をかけずに知恵を絞る!『かまいガチ』制作陣が誇る「低予算ドッキリ」の圧倒的なクオリティ
一般的なテレビ番組のドッキリといえば、豪華なセットを組んだり、何日も前から大掛かりな仕掛けを準備したりと、莫大な予算が投じられることが珍しくありません。しかし『かまいガチ』の制作陣が誇るのは、それとは真逆の「お金をかけずに知恵を絞る」という低予算ドッキリの美学です。会議室にパイプ椅子を並べただけの取調室、大道具のパーテーションで区切っただけの独房。そんなチープな環境であっても、仕掛け人のキャスティングや台本の妙、そして山内さんへの心理的プレッシャーのかけ方だけで、1000万円かけたドッキリ以上の爆笑を生み出すクオリティは、制作陣の圧倒的な企画力の勝利と言えます。
3-3. 伝説のおじいちゃんAD「田邉さん」がなぜか看守に!?番組ファンを狂喜させるキャラクター起用の妙
今回のプリズン・ブレイクにおいて、番組マニアを最も狂喜させている制作秘話が、あの伝説のおじいちゃんAD「田邉さん」の看守起用です。過去の放送で、あまりにもマイペースで仕事ができない素人ADとして登場し、かまいたちの二人を困惑・爆笑させた田邉さん。そんな彼が、なぜか今回は山内さんを監視する「看守」の制服を着て目の前に現れます。しかも、山内さんに「脱獄の手伝いをしてやる」と持ちかけるというキーパーソン役。素人である田邉さんの予測不能な動きやセリフの噛み方が、プロの芸人である山内さんの計算をすべて狂わせていくという、番組特有の身内キャラクター起用の妙が遺憾なく発揮されています。
3-4. かまいたちが関東初の冠番組で手に入れた「絶対に守り抜くべきお笑いの聖域」としての背景
今や数多くのレギュラー番組を持ち、大御所の風格さえ漂い始めたかまいたちですが、彼らにとって『かまいガチ』は特別な意味を持つ場所です。なぜなら、彼らが東京進出後、関東で初めて獲得した記念すべき「ガチの冠番組」だからです。他局の番組では司会者として全体を回したり、ゲストを立てたりする役割が増えた二人ですが、この番組だけは自分たちがプレイヤーとして泥を被り、ただただ笑いだけを追求できる場所。彼らにとってこの『かまいガチ』は、どれだけ売れても絶対に手放してはならない「お笑いの聖域」であり、その熱量が画面からビンビンと伝わってくる背景があります。
4. 主要出演者の詳細分析と、その番組における役割
4-1. プレイヤー・山内健司が魅せる、理不尽な状況への神がかったツッコミとキレ芸の美学
今回の主役であり、すべての理不尽を受け止めるのが山内健司さんです。山内さんの最大の武器は、どんなに意味不明で不条理な状況に追い込まれても、その本質を瞬時に見抜いて放つ「神がかったワードセンスのツッコミ」と「狂気を秘めたキレ芸の美学」にあります。今回のドッキリでも、小麦粉で逮捕された瞬間に「誰の何の小麦粉やねん!」とキレ、全裸で身体検査をされながらもコメディアンとしてのプライドを捨てない姿など、彼のリアクション一つひとつが笑いの弾丸となって視聴者に突き刺さります。彼が嫌がれば嫌がるほど、番組としての面白さが比例して跳ね上がるという、最強の受け手としての役割を果たしています。
4-2. 相方・濱家隆一が見守る(あるいは仕掛ける)、山内を知り尽くした男ならではの絶妙な笑いのプロデュース
一方、相方の濱家隆一さんは、この地獄のような状況をスタジオ、あるいはモニター越しに高みの見物で見守る(時には裏で糸を引く仕掛け人となる)役割を担っています。濱家さんは、山内さんの性格、嫌がるポイント、そして「どう追い込めば山内が一番面白い一言を放つか」を誰よりも知り尽くしている男です。山内さんがドッキリに戸惑っていると、絶妙なタイミングでゲラゲラと笑い声を上げたり、「山内、そこは乗らな!」とスタジオから煽りを入れることで、笑いの増幅器としての役割を完璧に遂行。コンビの信頼関係があるからこそ成立する、最高級のプロデュース力を発揮しています。
4-3. 地獄の使者・GAG福井が登場!大阪時代の赤っ恥暴露で山内を精神的に追い詰める後輩の役割
独房の中で脱出の糸口を探る山内さんのもとへ、面会人として現れるのが後輩芸人の福井俊太郎さん(GAG)です。彼がこのプリズンに派遣された目的はただ一つ、山内さんの精神を内部から破壊すること。福井さんは、独特の低いトーンと哀愁漂う喋り口調で、山内さんがかつて大阪時代にやらかした「絶対に公にされたくない赤っ恥エピソード」を淡々と暴露していきます。身体的なドッキリだけでなく、過去のリアルな恥部を抉り出されるという精神的攻撃に対し、山内さんがガチで赤面して悶絶する姿は、福井さんという絶妙なキャスティングだからこそ生み出せた地獄の絵図です。
4-4. 外国人看守からの「面白いことを言え」という無茶振りに立ち向かう、芸人・山内の真のポテンシャル
物語の中盤、山内さんの前に立ちはだかるのが、言葉もまともに通じない強面の外国人看守です。彼は冷酷な目で山内さんを見下ろし、「コメディアンなら、今すぐ面白いことを言ってみろ」と、芸人にとってこれ以上ないほどの冷酷な無茶振りを突きつけます。全裸に近い屈辱的な身体検査の直後、完全に心が折れそうな極限状態の中で、山内さんが一体どんなお笑いの回答を繰り出すのか。過酷な状況であればあるほど、その脳細胞がフル回転して奇跡的な笑いを生み出してしまう、芸人・山内健司の真のポテンシャルと底力が試される名シーンとなっています。
5. 神回と呼ばれる過去の放送内容
5-1. 神回その1:濱家の熱い涙と狂気が交錯した、芸人たちの絆を試す「濱家号泣ドッキリ」の名作回
『かまいガチ』の歴史を語る上で、絶対に外せない神回が、山内さんではなく濱家さんをターゲットにした「濱家号泣ドッキリ」です。熱い男である濱家さんを泣かせようと、偽の熱血番組スタッフや売れない後輩芸人たちが仕掛け人となり、嘘の感動エピソードを次々と連発。濱家さんがスタジオで本当に涙を流した瞬間、山内さんやレギュラー陣が乱入して「大成功!」を告げるという、濱家さんのピュアな人間性と山内さんの冷徹なサイコパスぶりが最高のコントラストを描いた、初期の最高傑作回です。
5-2. 神回その2:低予算企画の金字塔!スタジオのセットの裏や楽屋だけで完結させた「一歩も動かない運動会」
予算がないことを逆手に取り、お笑いマニアから伝説と称されたのが「一歩も動かない運動会」です。広大なグラウンドや豪華な競技用具を一切使わず、テレビ朝日の狭いスタジオのセットの裏や、出演者の楽屋の椅子の上だけで全ての競技を完結させるというミニマムすぎる運動会。一歩でも動いたら失格という極限のルールの中で、かまいたちとゲストたちが地味すぎる競技(顔面洗濯バサミや息止めなど)に命がけで挑む姿は、映像としての地味さと笑いの爆発力のギャップが凄まじく、低予算企画の金字塔として今も語り継がれています。
5-3. 神回その3:過酷な罰ゲームと謎の連帯感が爆発した、歴代の「山内プリズン・ブレイク」シリーズの系譜
そして、今回の企画のベースとなっている歴代の「山内プリズン・ブレイク」シリーズも、すべてが神回と呼ぶにふさわしいクオリティを誇っています。過去の放送では、謎の監獄に閉じ込められた山内さんが、壁のわずかな隙間から手を伸ばして鍵を取ろうとした瞬間に強烈な電流が流れたり、脱獄のヒントが書かれた紙を食べるために激辛料理の完食を義務付けられたりと、過酷な罰ゲームのオンパレード。しかし、回を重ねるごとに仕掛け人の看守たちやADとの間に「謎の連帯感」や友情が芽生え始め、最後はなぜか感動的なBGMとともに脱獄を果たすという、お決まりのプロットの美しさがマニアを魅了し続けています。
5-4. 過去の神回から今回の「小麦粉逮捕」へと受け継がれる、泥臭くも圧倒的に面白い番組の本質
これらの過去の神回たちから、今回の最新作「小麦粉逮捕SP」へと脈々と受け継がれているのは、「どれだけ売れてスターになっても、泥臭い笑いの原点を忘れない」という番組の強い本質です。かまいたちという、今やテレビ界のトップに立つコンビが、深夜の狭い取調室で小麦粉まみれになり、後輩に恥を暴露されて本気で悔しがる。この、格好つけない泥臭さこそが『かまいガチ』のアイデンティティであり、過去の神回たちが証明してきた爆笑の法則が、今回も完璧な形で機能しています。
6. SNSでの反響や視聴者の口コミ分析
6-1. 放送中のX(旧Twitter)で「#かまいガチ」がトレンド入りする、深夜のお笑いマニアの実況熱
水曜夜23時15分、番組のオンエアが始まると同時に、X(旧Twitter)のタイムラインは「#かまいガチ」のハッシュタグをつけた投稿で埋め尽くされ、瞬く間にトレンドランキングの上位へと急浮上します。深夜帯の視聴者層は、特にお笑い感度が高いコアなマニアが多く、一秒ごとに放たれる山内さんのツッコミワードや仕掛けのチープさに対して、「山内プリズン待ってました!」「オープニングから雑すぎて最高」といったリアルタイムの絶賛実況コメントが爆発的な熱量でタイムラインを駆け巡ります。
6-2. 「田邉さんキタ!」「小麦粉で逮捕は草」タイムラインを沸かせる名物キャラとワードの破壊力
今回の放送で特にSNSを大きく沸かせているのが、事前予告の段階から注目されていた名物キャラとキラーワードの破壊力です。画面におじいちゃんADの田邉さんが看守姿で映った瞬間、ネット上には「田邉さん看守出世おめでとう笑」「田邉さんが脱獄手伝うの絶対罠だろ!」といったツッコミが殺到。さらに、「小麦粉の大量所持で緊急逮捕」というあまりにもバカバカしい逮捕理由に対して、「小麦粉で逮捕は草」「令和のテレビでこの雑な設定は天才すぎる」など、ネット特有のパワーワードとして瞬く間に拡散されています。
6-3. 福井の暴露に「GAG福井の切れ味抜群すぎる」「赤っ恥エピソードがエグい」と悶絶するお笑いファンの口コミ
番組中盤、GAG福井さんが登場して山内さんの大阪時代の赤っ恥エピソードを暴露するシーンでは、お笑いファンたちの口コミが最高潮の盛り上がりを見せます。「福井さんのあのローテンションからの暴露、切れ味が鋭すぎてお腹痛い」「山内がマジで耳を赤くして嫌がってるの最高すぎる」「大阪時代の泥臭いエピソードをもっと掘り下げてくれ!」など、後輩だからこそ知る山内さんの人間味あふれる(かつ恥ずかしい)過去のディテールに対し、悶絶しながら爆笑するファンの声が溢れかえります。
6-4. 衝撃の結末を見届けた後、「やっぱりかまいたちは深夜の泥臭いロケが一番面白い」と再確認するファンの声
30分間の嵐のようなドッキリが終わり、番組が衝撃の結末を迎えて幕を閉じる23時45分頃。SNSには、笑い疲れた視聴者たちからの満足感に満ちた深い総括の口コミが並びます。「やっぱりかまいたちは、ゴールデンで司会してる時より、深夜にプリズンブレイクして泥まみれになってる時が一番輝いてる」「かまいガチのスタッフは本当に山内の活かし方を分かってる」「この30分のために一週間頑張れる」といった、コンビの原点である泥臭いお笑いロケの面白さを再確認し、番組への愛を改めて誓う熱いファンコミュニティの絆が、ネット上でより強固に形成されていくのです。
7. マニアだからこそ気づく細かい見どころ、伏線、演出の妙
7-1. 取調室の「昭和感満載の刑事」が歌う哀愁漂う母の歌と、それに赤面する山内の表情のカメラワーク
演出の玄人やお笑いマニアが思わず唸るのは、連行された取調室で展開される、昭和感満載の刑事と山内さんの対峙シーンにおける「カメラワークの妙」です。刑事役の役者さんが、わざとらしいほど哀愁を漂わせながら「お前の母ちゃんが泣いてるぞ…」とばかりに謎の母の歌を口ずさむ場面。その歌の歌詞が、実は山内さんのプライベートや過去の痛い失敗を絶妙にパロディ化したものになっており、カメラは山内さんの顔面へと超クローズアップ(ドアップ)していきます。笑いをこらえようと引きつる唇、ガチで耳まで真っ赤になっていく皮膚の質感。この、山内さんの表情のディテールを1コマも見逃さない執念のカメラワークが、シュールな笑いの緊張感を極限まで高めています。
7-2. 全裸での身体検査という最大の屈辱と、そこから笑いを生み出すコメディアンとしてのプロ根性
番組の後半、外国人看守の監視のもとで行われる「全裸での身体検査」のシーンは、一見するとただの過激な罰ゲームのように思えますが、ここには山内さんの「コメディアンとしての圧倒的なプロ根性」という見どころが隠されています。服を脱がされ、人間としての尊厳を奪われかねない最大の屈辱的なシチュエーションでありながら、山内さんは自らの体型(ぽっちゃりとした絶妙に面白いフォルム)や、看守との絶望的な体格差を瞬時に利用して、画面の絵面だけで笑えるポージングや間(ま)を計算して動いています。ただ単に「嫌がる」だけでなく、その状況を100%お笑いの作品へと昇華させる、トップ芸人としての引き出しの多さには脱帽するしかありません。
7-3. 脱獄を手伝うと言いながら足を引っ張りそうな「看守・田邉さん」の動きに仕掛けられた演出の伏線
独房の鍵をこっそり渡し、山内さんに「脱獄を手伝ってやる」と囁く看守役の田邉さん。このシーンには、物語の結末へと繋がる緻密な「演出の伏線」が仕掛けられています。田邉さんはわざとらしく周囲をキョロキョロと見回し、おじいちゃん特有のスローモーションのような動きで山内さんを誘導しますが、その足取りや手の動きの怪しさ、そしてなぜか不自然に配置された廊下のモップやバケツなど、画面の背景にある大道具の配置そのものが、後半に山内さんが激しくズッコケる、あるいは新たな罠にハマるための完璧なフリ(伏線)になっています。マニアは、田邉さんの怪しい一挙手一投足の後ろに透けて見える、スタッフの悪意ある緻密な計算を見つけることで、2倍も3倍も番組を楽しめるのです。
7-4. 30分という短い放送時間だからこそ光る、一切の無駄を削ぎ落とした超高速のテンポ感とBGMの妙
『かまいガチ』の演出クオリティを陰で支えているのが、一切の無駄な間(ま)を削ぎ落とした超高速のテンポ感と、パロディ精神あふれるBGM(音楽)の選曲センスです。本物の海外ドラマ『プリズン・ブレイク』を彷彿とさせる、緊迫感あふれる重厚なオープニング曲が流れたかと思えば、山内さんが小麦粉で逮捕された瞬間にマヌケな効果音が鳴り響く。この、シリアスとコミカルの目まぐるしいスイッチングが、30分という短い時間を何倍にも濃密に感じさせます。視聴者の脳に「次に何が起きるか分からない」という心地よい緊張感を与え続ける、現代のタイパ(タイムパフォーマンス)時代に最適化された、引き算の演出美学がここに凝縮されています。
8. まとめと今後の期待
8-1. 今回の「山内プリズン・ブレイク」が証明した、シンプルイズベストなドッキリが持つお笑いの底力
今回の『かまいガチ【山内プリズン・ブレイク】』は、30分間という嵐のような爆笑の時間を通じて、豪華なセットや莫大な予算に頼らなくても、「優れた企画」「緻密な構成」、そして「圧倒的な芸人のポテンシャル」さえあれば、これほどまでに純度の高い、お腹がちぎれるほどの笑いを生み出せるという、シンプルイズベストなドッキリが持つお笑いの底力を力強く証明してくれました。小麦粉一つ、おじいちゃんAD一人でここまでのエンターテインメントに仕立て上げる番組の底力には、改めて驚かされるばかりです。
8-2. ゴールデン進出後も決して牙を抜かれない、『かまいガチ』が深夜バラエティの王者であり続ける理由
多くの深夜番組が、人気を獲得してゴールデンタイムへと昇格していく中、その過程で世間への配慮やコンプライアンスによって“牙”を抜かれ、かつての面白さを失ってしまうケースは少なくありません。しかし、この『かまいガチ』が深夜バラエティの王者であり続け、今なおお笑いマニアから絶大な信頼を寄せられている理由は、どれだけ周囲の環境が変わっても、この「山内プリズン」に代表されるような、良い意味で悪ノリに満ちた尖った牙を絶対に研ぎ澄まし続けているからに他なりません。
8-3. 売れっ子になっても体を張り続けるかまいたち二人の、お笑いに対するピュアな姿勢へのリスペクト
数々のレギュラー番組を持ち、今や名実ともにお笑い界のトップスターとなったかまいたち。そんな彼らが、この番組では今なお深夜に全裸に近い姿になり、小麦粉まみれになって本気で泥を被り続けています。売れてスマートに立ち回ることを拒み、どこまでも泥臭く「ガチで面白いこと」に挑み続ける山内さんと濱家さんの姿には、お笑いに対するピュアな姿勢と、どこまでも貪欲な芸人魂への深いリスペクトの念を抱かざるを得ません。
8-4. 次回以降の『かまいガチ』が仕掛けるべき、山内・濱家をさらに追い詰める禁断の検証・ドッキリテーマ考察
今回のプリズン・ブレイクでまたしても新たな伝説を作った『かまいガチ』。興奮冷めやらぬファンが次に期待するのは、二人のポテンシャルをさらに限界まで追い詰める、次なる禁断の検証テーマです。例えば、次回は立場を完全逆転させ、極度の高所恐怖症で知られる濱家さんをターゲットにした「濱家スカイミッション〜予算ゼロで挑む空中脱出ドッキリ〜」や、二人が絶対に勝てない大阪時代の伝説の恩師や元相方たちをスタジオに一斉集結させ、過去の黒歴史だけでディベートを行う「かまいたち黒歴史裁判SP」、あるいは「24時間、一切のツッコミを禁止された山内が、濱家のボケを何回スルーできるか耐久レース」など、私たちの想像の斜め上を行く狂気的な新企画で、水曜の深夜を再び爆笑の渦に巻き込んでくれる日を、今から楽しみに待ちたいと思います。
