1. 導入:東海エリアの「安くて旨い」を掘り起こすPS純金の魔力
「やっぱり地元はオモシロイ」を体現する番組
毎週金曜19時、中京テレビが生み出す「PS純金」という時間は、東海3県(愛知・岐阜・三重)の住民にとって、週末の始まりを告げる合図です。1994年の『PS愛してる』から続くこのシリーズが、なぜこれほどまでに愛されるのか。それは、単なるグルメ紹介番組ではなく、そこに生きる「人」の面白さを主役に据えているからです。
今回のパワーワード「お願い!値上げして!!」
今の時代、どこへ行っても聞くのは「値上げ」のニュースばかり。そんな世知辛い世の中に真っ向から反旗を翻すのが、今回のメイン企画「お願い!値上げして!!」です。安すぎて店が潰れないか客が本気で心配し、注文するたびに「申し訳ない」という感情が湧き上がってくる。そんな、理屈を超えた名店が刈谷市に君臨していました。
高田純次&藤森慎吾の黄金コンビ
テキトー男・高田純次さんの予測不能なボケと、オリエンタルラジオ・藤森慎吾さんの愛ある鋭いツッコミ。この二人がVTRを見ながら、視聴者と同じ目線で「安すぎるだろ!」「これ店主の趣味でしょ!」と叫ぶ。そのグルーヴ感こそが、番組の面白さを何倍にも膨らませています。
2. 番組データ:放送日時・出演者・ネットワーク
放送スケジュール詳細:2月27日(金) 19:00の興奮
本放送は2月27日(金) 19:00〜19:56。夕食どきの茶の間に、胃袋を直撃する映像が次々と放り込まれます。東海エリア特化型の情報力は凄まじく、今回は刈谷(愛知)、桑名(三重)、本巣(岐阜)、大曽根(名古屋)と、広範囲を網羅。まさに「地元の宝探し」といった内容です。
番組名物「店主のクセ」と「のり子さん」
料理のクオリティもさることながら、番組を支えるのは強烈な個性。大盛りの聖地を渡り歩く絶対女王・大盛のり子さんや、異常な安さを実現させてしまう店主たちの「人生観」に触れることができるのが、PS純金の醍醐味です。
3. 【刈谷市】心配になるほど安い!赤字覚悟の絶品ビーフシチューランチ
「お願い!値上げして!!」シリーズの最高傑作
愛知県刈谷市。自動車産業の城下町として知られるこの街に、客が思わず天を仰ぐランチが存在しました。それが、今回トップバッターを飾る「ビーフシチューランチ」です。運ばれてきた瞬間、スタジオの藤森さんも「これ、ホテルで食べたら3,000円はするやつですよ!」と絶叫。
手間暇かけた本格ソースの魔法
安いからといって、決して手抜きはありません。牛すじと野菜を何日も煮込み、丁寧にアクを取って仕上げられたデミグラスソース。箸で切れるほどホロホロに煮込まれた牛肉が、贅沢にごろりと入っています。一口食べれば、その濃厚なコクと香りが口いっぱいに広がる本格派。なのに、その価格は……チェーン店のハンバーガーセットと大差ないレベル。
安さの秘密:店主の「意地」と「感謝」
なぜ、これほどまでに安いのか? 取材班が切り込むと、そこには店主の驚くべき哲学がありました。「うちはね、お客さんが『美味しかった』って笑って帰ってくれれば、それで貯金なんだわ」。もはやビジネスの域を超え、徳を積む修行のような経営。高田純次さんも「俺なら明日から3倍にするね!」と冗談を飛ばしつつ、店主の心意気に感銘を受けていました。
4. 【桑名市】のり子さんのライバル出現!?「ブロンコビリー王決定戦」
絶対女王・大盛のり子さんの聖域
三重県桑名市を舞台に、番組史上最大の衝撃が走ります。PS純金の絶対的アイコン、大盛のり子さん。彼女がこよなく愛し、サラダバーの配列からハンバーグの焼き加減まで知り尽くすホームグラウンド「ブロンコビリー」。そこへ、ついに彼女の王座を脅かす「ライバル」が現れました。
ついに現れた強敵:ブロンコビリー愛が爆発
のり子さんの横に並ぶ、新たな猛者。その人物もまた、年間300食以上をブロンコビリーで過ごすという強者。のり子さんが冷静沈着に山盛りのパクチーサラダを飲み込んでいく横で、独自の「最強コンボプレート」を作り上げるライバル。静かなる、しかし熱すぎる「ブロンコビリー王」の称号をかけた戦いは、もはやスポーツの域に。
サラダバー攻略という名のエンターテインメント
ブロンコビリーの醍醐味であるサラダバー。のり子さんのライバルは、お皿の盛り付け方一つにもこだわりを見せます。「このドレッシングは、お肉にかけても最高なんです」という玄人な解説に、スタジオも感心。のり子さんが「……悪くないわね」と微かに認めるような表情を見せた瞬間、ファンの間では「歴史が動いた!」と話題になること必至です。
5. 【本巣市】2階が自宅だから実現!? 440円の衝撃ラーメン
岐阜・本巣で見つけた「昭和価格」の聖地
続いては岐阜県本巣市。のどかな風景の中に佇む一軒のラーメン店。メニューを見て、スタッフの目も点になります。ラーメン一杯、なんと「440円」。令和の時代に、自動販売機のジュース3本分程度の価格で提供される温かい一杯。
家賃がかからないから……というパワーワード
「どうしてこんなに安いんですか?」という問いに、店主はあっけらかんと答えます。「だって、2階が自宅だもんで(笑)」。家賃も通勤費もかからない。その分をお客さんに還元するという、これぞ地方の個人店が持つ最強のコストパフォーマンスです。
シンプルイズベスト:毎日食べても飽きない味
440円だからといって、具材が寂しいわけではありません。チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ。透き通った醤油スープは、鶏ガラベースの懐かしい味わい。高級志向のラーメンが増える中、この「これでいいんだよ、これが最高なんだよ」と思わせる素朴な美味しさが、多くの常連さんの心(と財布)を救っています。
6. 【大曽根】超有名俳優がお忍びで通う!? 秘密の絶品パスタ
名古屋・大曽根に潜む、看板のない名店
名古屋市北区・東区にまたがる大曽根。ここには、テレビには滅多に出ない「超有名俳優」が、お忍びで通い詰めるというパスタ店がありました。スタジオでも「えっ、あの人が!?」と驚きの声が上がる、日本を代表する実力派俳優の目撃情報。
俳優を虜にするパスタのこだわり
看板も目立たず、一見すると普通のお店。しかし、供されるパスタは芸術品です。アルデンテに茹で上げられた麺に、厳選されたオリーブオイルとフレッシュなトマトソース。俳優が撮影の疲れを癒やすために、一人で静かにカウンターで啜るというその味。紹介された「(秘)メニュー」は、見た目こそシンプルですが、素材の味がダイレクトに伝わる一皿でした。
7. SNSの反響予測と「PS純金聖地巡礼」の極意
ハッシュタグ「#PS純金」のトレンド入りは確実
放送当日、X(旧Twitter)では東海エリアのユーザーによる実況が止まらなくなります。「刈谷のシチュー、明日絶対行く」「のり子さんのライバル、キャラ立ちすぎだろw」といった投稿が、さらに番組の熱気を高めます。
放送翌日の「大行列」を乗り切るために
PS純金で紹介されたお店は、翌日から「PS特需」と呼ばれる大混雑に見舞われます。特に440円ラーメンや激安シチューは、材料がなくなり次第終了となる可能性も。巡礼を計画している方は、開店の1時間前から並ぶか、あるいはあえて2週間ほど時期をずらして訪れるのが、地元ファンの賢い歩き方です。
8. まとめ:値上げラッシュに抗う「地元の宝」たちへの敬意
安さの裏にある、店主たちの「矜持」
今回登場したお店すべてに共通していたのは、お金を稼ぐことよりも「目の前のお客さんを喜ばせたい」という、純粋で、どこか不器用な情熱でした。440円のラーメンも、赤字覚悟のシチューも、彼らにとっては「地域の居場所」を守るための戦いなのです。
PS純金が守り続ける「地元の誇り」
『PS純金』という番組は、単に安い店を紹介するだけではありません。そんな店主たちの想いを拾い上げ、時にはおせっかいなほどに寄り添い、面白おかしく放送することで、地域の宝を絶やさない役割を果たしています。
高田純次さんの「適当な愛」と、藤森慎吾さんの「情熱的なツッコミ」。この二人が見守る限り、東海の食卓と笑いは、これからも安泰と言えるでしょう。
