「最近、階段で息が切れるようになった」「歳のせいか、体が疲れやすい」
そんな些細な変化を、単なる加齢だと思い込んでいませんか?
2026年2月10日放送のNHK Eテレ『きょうの健康』では、**「まさかわたしが心不全? 高齢者の対策 注意点は?」**をテーマに、超高齢社会で急増する高齢者の心不全と、その裏に隠れた「フレイル」の危険性について詳しく解説されます。
心不全は一度なると治らない病気。しかし、最新の「心臓リハビリ」や日常のチェックポイントを知ることで、健やかな生活を維持することは十分に可能です。この記事では、放送の内容を先取りし、命を守るためのポイントをまとめました。
番組放送情報
家族みんなで確認したい、健康情報の決定版です。
| 項目 | 内容 |
| 番組名 | きょうの健康 まさかわたしが心不全?「高齢者の対策 注意点は?」 |
| 放送日時 | 2026年2月10日(火) 12:00 〜 12:15(15分) |
| 放送局 | NHK Eテレ(名古屋・全国) |
| テーマ | 高齢者の心不全、フレイル合併のリスク、心臓リハビリ |
1. なぜ高齢者の心不全は「フレイル」を伴うと怖いのか?
心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなる状態を指します。最近、特に注目されているのが**「フレイル(虚弱)」**との合併です。
心不全×フレイルの悪循環
フレイルとは、筋力や心身の活力が低下した状態のこと。心不全患者がフレイルを合併すると、以下のようなリスクが劇的に高まります。
- 転倒・骨折のリスク: 筋力が落ちるため、ふとした拍子に転倒しやすくなります。
- 再入院率の増加: 心不全が悪化しやすく、入退院を繰り返す原因に。
- 要介護状態への移行: 身体機能が戻りにくくなり、自立した生活が困難になります。
2. 危険を察知する「体重5%減少」のサイン
番組内で強調されるのが、高齢者の体重変化です。
「過去1年で体重が5%以上減少した」
70歳以上でこの条件に当てはまる方は、特に注意が必要です。
例えば、体重50kgの人が1年で2.5kg減った場合、それは単なるダイエットの成功ではなく、心臓の機能低下や筋肉量の減少(サルコペニア)のサインかもしれません。心不全になると、食欲が落ちたり、体が栄養を吸収しにくくなったりするため、意図しない体重減少が起こるのです。
3. 劇的な回復を支える「心臓リハビリテーション」
「心臓が悪いなら安静にすべきでは?」というのは、もう一昔前の常識です。今、高齢の心不全患者に最も推奨されているのが**「心臓リハビリ」**です。
心臓リハビリで行うこと
心臓リハビリは、単なる運動だけではありません。多職種のプロフェッショナルがチームでサポートします。
- 運動指導: 理学療法士が、心臓に負担をかけすぎない最適な運動量をアドバイス。
- 食事指導: 管理栄養士による、減塩かつ栄養バランスの取れた食事の提案。
- 生活相談: 医師や看護師に病気の不安を相談し、薬の管理を学ぶ。
社会参加としてのメリット
心臓リハビリ施設に通うことは、人との交流を生みます。「独りではない」という安心感や、外に出るきっかけが精神的な活力を生み、フレイル予防に直結するのです。
4. 今日からできる「心不全サバイバル」3箇条
放送を待つ間、あるいは視聴した後に、今日から始めてほしいアクションをご紹介します。
- 毎日、決まった時間に体重を測る: 急激な増加(むくみ)も減少(栄養不足)も見逃さない。
- 「息切れ」のレベルを確認: 以前は平気だった距離を歩いて息が切れるなら、早めに受診を。
- タンパク質を意識した食事: 心臓の筋肉を支えるため、無理のない範囲で肉・魚・大豆製品を摂取する。
まとめ:心不全は「正しく恐れ、賢く備える」時代
高齢者の心不全は、もはや他人事ではありません。しかし、番組で紹介されるような「多職種による支援」や「適切なリハビリ」を受ければ、自分らしい生活を取り戻すことができます。
2月10日の『きょうの健康』を視聴して、自分や大切な家族の心臓を守るための知識をアップデートしましょう。
