春のうららかな陽気に誘われて、ついうたた寝したくなる4月17日。しかし、歴史の教科書をめくってみると、この日は「うたた寝」どころか「目玉が飛び出る」ような大事件のオンパレードでした。
皇帝が入れ替わり、教科書でおなじみの条約が結ばれ、さらには宇宙から命がけの帰還を果たし、甲子園では白い球が次々と空へ消えていく……。
今日は、知っているだけで明日からの会話の主役になれる、4月17日の濃縮された歴史と雑学をたっぷりお届けします!
4月17日に起こった出来事
■古代・戦国のドラマ:皇帝即位から秀吉のパリピな花見まで
【69年】ローマ皇帝ウィテッリウス即位(四皇帝の年) ローマ帝国が「皇帝の椅子取りゲーム」状態だったこの年。ウィテッリウスが3番目の皇帝として即位しました。ただ、4月16日説もあり、当時の記録のゆるさが伺えます。「だいたいそのへん」で皇帝になれた、おおらかな時代だったのかもしれません。
【667年】天智天皇、近江宮へ遷都 大化の改新でおなじみの中大兄皇子(天智天皇)が、飛鳥から大津(滋賀県)へお引っ越し。防衛上の理由と言われていますが、当時の貴族たちは「えー、遠くない?」とボヤいたとかいないとか。
【674年】対馬から日本初の「銀」が献上 対馬の国司が「銀が見つかりました!」と朝廷に報告。これには当時の権力者もニッコリ。日本の通貨の歴史が動いた瞬間です。
【1594年】豊臣秀吉、伝説の「吉野の花見」を開催 徳川家康や伊達政宗など、名だたる大名を総勢5,000人も引き連れて吉野山でどんちゃん騒ぎ。秀吉の「俺の権力すごいでしょ?」アピールが爆発した、歴史上最大級の接待パーティーでした。
■明治の夜明け:日本初の博物館と運命の条約
【1872年】湯島聖堂で「博覧会」開催(東京国立博物館の始まり) 文部省博物館(現在の東京国立博物館)が初めて一般公開されました。当時は「金のしゃちほこ」などが展示され、人々は度肝を抜かれたそうです。日本の「ミュージアム」の歴史はここから始まりました。
【1895年】日清戦争の講和「下関条約」に調印 伊藤博文と李鴻章が下関の料亭「春帆楼」でサイン。教科書で必ずテストに出るあの条約です。この時、李鴻章が暴漢に襲われる事件があり、結果として日本側が譲歩したという裏話も有名ですね。
■20世紀の激動:革命の火種とハリウッドのライオン
【1917年】レーニン「四月テーゼ」発表 ロシア革命の真っ最中、スイスから帰国したレーニンが「すべての権力をソビエトへ!」と宣言。世界史を大きく塗り替える一歩となりました。
【1924年】映画会社「MGM」設立 映画の冒頭でライオンが「ガオー!」と吠える、あのメトロ・ゴールドウィン・メイヤーが誕生。3つの会社が合併してできたのですが、あのライオン、実は何代も交代しているって知っていましたか?
【1942年】アンリ・ジロー将軍、捕虜収容所から脱走 第2次世界大戦中、フランスの将軍がドイツのドレスデンにある難攻不落の収容所から脱走。なんと当時60歳を過ぎていたというから、映画顔負けのバイタリティです。
■奇跡と伝説:アポロ13号、クイーン、そして甲子園
【1970年】アポロ13号、地球へ無事帰還 「ヒューストン、問題が発生した」のセリフで有名なアポロ13号。月面着陸は断念したものの、絶望的な状況からチームワークで生還。「成功した失敗」として今も語り継がれています。
【1975年】ロックバンド「クイーン」初来日 今や伝説のバンド、クイーンが羽田空港に降り立ちました。当時の日本での人気は凄まじく、メンバーは「自分たちはビートルズになったのか?」と驚いたそうです。
【1985年】伝説の「バックスクリーン3連発」 阪神ファンにとっての聖書(バイブル)。甲子園での巨人戦、バース、掛布、岡田の3人が立て続けにバックスクリーンへホームランを叩き込みました。この年、阪神は日本一に。関西の経済が揺れた夜でした。
■現代の記録:イチローの偉業
【2009年】イチロー、日米通算3,086安打達成 張本勲氏の持つ日本最多安打記録を塗り替えました。この記録すらも、彼にとっては通過点に過ぎなかったのが恐ろしいところです。
【今日は何の記念日? 4月17日】ナスを片手にクイーンを聴く!?濃すぎる記念日の正体
カレンダーをめくって4月17日。一見、春の穏やかな1日に見えますが、実はこの日、日本のあちこちで「語呂合わせ」と「情熱」が火花を散らしていることをご存知でしょうか?
ある場所では伝説のロックスターに黄色い声援が飛び、ある場所では「よいナス」を求めて人々がスーパーへ走り、またある場所では「い~な」と呟きながらいなり寿司を頬張る……。まさにカオス。
今回は、知っているだけで明日からの会話がちょっとだけ豊かになり、今日の献立がソッコーで決まってしまう(かもしれない)、4月17日の濃すぎる記念日たちを、たっぷりに解説します!
■羽田に伝説が舞い降りた!【クイーンの日】
まずは、音楽史に刻まれたドラマチックな記念日から。「ボヘミアン・ラプソディ」で世界を震撼させたイギリスのロックバンド、クイーン。彼らが初めて日本の地を踏んだのが、1975年の4月17日でした。
羽田空港に降り立った彼らを待っていたのは、なんと3,000人を超えるファンの熱狂的な出迎え!メンバーは「自分たちはビートルズになったのか?」と本気で驚いたそうです。この初来日から40年を記念して制定されました。
ちなみに、彼らが日本のお茶や文化を愛したエピソードは有名ですが、4月17日はぜひボリュームを最大にして、彼らの名曲に酔いしれましょう。
■関西発、「なるほど!」なニュース:【まいどなの日】
続いては、メディアの多様性を象徴する**「まいどなの日」**。 兵庫県が誇る「神戸新聞」や「デイリースポーツ」を発行する神戸新聞社が、2019年4月17日のニュースサイト「まいどなニュース」開設に合わせて制定しました。
名前の由来は、関西弁の挨拶「まいど」と、納得の「なるほど(なー)」を掛け合わせたもの。なんとも関西らしい、親しみやすさと知的好奇心が同居したネーミングです。地方発のニュースが持つ「熱量」を感じる日、それが今日なのです。
■「よいなす」を食べて健康に!:【なすび記念日】&【国産なす消費拡大の日】
4月17日は、ナス業界が最も熱くなる日でもあります。 なぜ今日なのか? 答えは単純明快、**「4(よい)17(なす)」**という超強力な語呂合わせです!
冬春なすの主産県(高知・福岡・熊本・岡山・佐賀・徳島)が、最盛期に合わせて制定しました。さらに、この日だけでなく「毎月17日」も**「国産なす消費拡大の日」**とされており、日本人の食卓をナス色に染めようとする強い意志が感じられます。
今夜のメニューに迷ったら、麻婆茄子か焼きナスで決まりですね。
■「い~な」の響きに誘われて:【いなりの日】
ナスだけではありません。毎月17日は、老若男女に愛される**「いなりの日」**でもあります。 こちらの由来もまた、語呂合わせ。17を「い(1)~な(7)」と読む、ちょっと強引、いえ、非常にポジティブな発想からきています。
長野県のみすずコーポレーションが制定したこの記念日。いなり寿司の甘じょっぱい油揚げを噛みしめながら、「今日もいい日だな」と実感するには最高の日付です。
■漢字の「木」が3つあるから!?:【「森のたまご」の日】
さて、本日の「語呂合わせミステリー」大賞をあげたいのが、ブランドたまごの定番**「森のたまご」の日です。 実はこの記念日、11月18日だけでなく、「毎月第3木曜日」**も対象なのです。
なぜ「第3木曜日」なのか? 「森」という漢字を分解すると、3つの「木」でできています。
- 「木」をさらに分解すると「十」と「八」になる = 18日。
- 「森」には「木」が3つある = 第3。
- つまり、「第3木曜日」!
……この情熱的なロジック、いかがでしょうか。4月17日がもし第3木曜日なら、それはもう「たまご」を食べる運命なのです。
■5月17日のための「予行演習」:【減塩の日】
最後は、ちょっと真面目な健康のお話。毎月17日は**「減塩の日」**です。 これは、5月17日の「世界高血圧デー」および「高血圧の日」にちなみ、1年を通じて意識を高めようと制定されたもの。
「さっきまでナスだ、いなりだ、たまごだと言っていたのに、ここで減塩か!」というツッコミが聞こえてきそうですが、長く美味しいものを食べるためには健康が一番。今日から少しだけ、お醤油を控えてみるのも粋な過ごし方かもしれません。
今日のラッキースターは誰?4月17日の運勢ベスト3!
第1位:おひつじ座(3/21~4/19)
【運勢:全開バリバリ!主役の座は譲らない】 現在、太陽があなたの星座を運行中。4月17日は特に「直感」が冴え渡り、迷っていたことにスパッと答えが出る日です。あなたの何気ない一言が周囲を動かし、大きなプロジェクトや計画が動き出す予感。今日は「遠慮」をクローゼットにしまい込んで、自分がやりたいことを最優先に進めてください。世界はあなたを中心に回っています!
- ラッキーアイテム: 真新しいスニーカー(フットワークを軽く!)
第2位:しし座(7/23~8/22)
【運勢:ワクワクが止まらない!冒険の扉が開く】 今日のあなたは、まるで映画の主人公のような「引き」の強さを持っています。特に遠方からのニュースや、意外な人物からの連絡に幸運の種が隠されています。「面白そう!」と感じた直感を信じて飛び込んでみると、想像以上の収穫があるでしょう。クリエイティブな才能も爆発しやすいので、SNSでの発信も吉です。
- ラッキーアイテム: ゴールドのアクセサリー(あなたの輝きを倍増!)
第3位:いて座(11/23~12/21)
【運勢:愛と楽しさが溢れ出す!趣味が実益に?】 対人運が絶好調。あなたのユーモアあふれる会話が、周囲の人を笑顔にし、素晴らしい縁を引き寄せます。特に趣味や遊びの場で意気投合した人が、将来のキーパーソンになる可能性大。「楽しいこと」を追求する姿勢が、結果的に仕事や学業の運気も底上げしてくれるという、まさにハッピーなスパイラルに突入しています。
- ラッキーアイテム: 炭酸水(弾けるエネルギーをチャージ!)
まとめ:4月17日を味わい尽くす!
さて、駆け足で巡ってきた4月17日の旅、いかがでしたでしょうか? たった24時間の枠の中に、これほどまでのドラマが詰まっているなんて、驚きですよね。最後に今日という日を象徴するポイントをおさらいしておきましょう。
- 歴史の交差点: 1,300年以上前の遷都から、教科書に載る下関条約、そしてアポロ13号の奇跡の生還まで。「不可能を可能にする」エネルギーに満ちた日です。
- 五感で楽しむ記念日: クイーンの名曲をBGMに、なすといなり寿司を並べ、デザートには「森のたまご」を使ったプリンを楽しむ。そんな「記念日フルコース」が成立してしまう、食と文化の祭典の日でもあります。
- 星たちのエール: おひつじ座、しし座、いて座の皆さんはもちろん、そうでない方も「新しい自分への一歩」を踏み出すには最高のタイミングです。
最後に:今日という日をどう過ごす?
歴史上の偉人が大きな決断を下したように、あるいはクイーンが日本の地を踏んで伝説を始めたように、今日という日は**「新しい何かが始まる日」**です。
難しいことは抜きにして、まずは夕食に**「美味しいナス」**を一品添えるところから始めてみませんか?その一口が、あなたの運気を劇的にアップさせるかもしれません(もちろん、塩分控えめで!)。
「へぇ〜、4月17日ってそんな日だったんだ!」と思ったら、ぜひ周りの方にもシェアして教えてあげてくださいね。あなたのシェアが、誰かの1日をワクワクさせるきっかけになるはずです。
それでは、あなたにとって最高にハッピーな4月17日になりますように!
