いよいよ年末ムードが本格的になってきましたね。 桑名駅周辺や国道1号線を走っていても、どこか慌ただしく、でも活気のあるこの時期特有の空気を感じます。
さて、この時期に多くの人を悩ませるのが、**「帰省や年始のご挨拶に持っていく手土産、何にしよう?」**という問題ではないでしょうか。
「いつも安永餅になっちゃうから、たまには違うものを選びたい」 「でも、絶対に外したくないし、桑名らしさも忘れたくない」 「目上の人に贈っても恥ずかしくない、本当に美味しいものってどれ?」
そんな悩みを持つあなたのために、今回は**地元・桑名っ子が自信を持っておすすめする「年末年始の鉄板グルメ&手土産」**を厳選してご紹介します!
定番のあの餅の「通な楽しみ方」から、お酒好きに喜ばれる伝統の味、さらには行列必至の高級肉まで。この記事を読めば、今日これから買いに行きたくなる「正解」が見つかるはずです。
大切な人の笑顔を思い浮かべながら、最高の桑名ギフトを一緒に見つけていきましょう!
定番の深掘り:安永餅の「2大ブランド」徹底比較
桑名の手土産といえば、まず外せないのが「安永餅」ですよね。細長いお餅の中に粒あんが入り、香ばしく焼き上げられた桑名のソウルフードですが、実は「永餅屋老舗」と「安永餅本舗 柏屋」の2軒があるのをご存知でしょうか。
- 永餅屋老舗(なもちやろうほ) 桑名駅前や国道沿い、さらには長島リゾートや百貨店でも手に入る「圧倒的な知名度」が強みです。個包装のパッケージもしっかりしており、会社関係や遠方の親戚など、**「間違いのない定番」**を贈りたい時に最適です。
- 住所: 〒511-0079 三重県桑名市有楽町35(桑名駅すぐ)
- 営業時間: 8:00~売れ切れ次第終了
- 公式サイト: 永餅屋老舗
- 安永餅本舗 柏屋 旧東海道沿いに店を構える、地元ファンに愛される名店です。永餅屋に比べると少しだけお餅が厚めで、手作り感のある素朴な風味が特徴。「知る人ぞ知る名店を選びたい」という、こだわり派の方へのお土産におすすめです。
- 住所: 〒511-0068 三重県桑名市中央町1丁目74
- 営業時間: 8:00~18:00
【プロの裏ワザ】 安永餅は当日中が最も柔らかいですが、翌日以降は少し硬くなります。そんな時は**「オーブントースターで1〜2分焼く」**のが正解!表面がパリッとして、中のあんこが熱々になり、出来立ての美味しさが復活します。
3. 贅沢の極み:柿安本店の「牛肉しぐれ煮」
桑名が世界に誇る肉の名門「柿安」。その総本店は江戸町にあります。 年末年始の贈り物として最も重宝されるのが、看板商品の**「牛肉しぐれ煮」**です。
- なぜ喜ばれるのか: 日持ちがする(未開封で約9ヶ月)ため、お正月の保存食としても優秀。
- おすすめの逸品: 「減塩 牛肉しぐれ」や、三重県らしく「松阪牛しぐれ煮」のセットは、目上の方へのギフトで外したことがありません。
年末の柿安本店前は、すき焼き用の精肉を買い求める地元民で大行列ができます。その活気を感じながら選ぶのも、桑名の年末の醍醐味です。
4. 酒の肴に最高:総本家貝新の「志ぐれ蛤」
甘いものが苦手な方や、お酒を嗜む方への手土産なら、伝統製法「浮かし煮」で仕上げた**「志ぐれ蛤(しぐれはまぐり)」**一択です。
桑名駅周辺には「貝新」と名の付くお店がいくつかありますが、それぞれに歴史とこだわりがあります。
- 楽しみ方: そのままおつまみにするのはもちろん、お正月の「お茶漬け」の具にすると、これ以上ない贅沢な一杯になります。
- ポイント: 12月21日現在の今なら、お歳暮・お年賀用の詰め合わせが充実しています。
5. 地元の新定番:和菓子処 寿恵広(すえひろ)の「アイス饅頭」
「冬にアイス?」と思うかもしれませんが、暖かい部屋で食べる桑名名物**「アイス饅頭」**は格別です。
- 特徴: 創業大正12年の老舗が作る、あずきがぎっしり詰まったレトロなアイス。
- 冬の贈り方: 実は年末、こたつで食べる用としてまとめ買いする市民が多いんです。保冷バッグを持って買いに行き、「桑名にはこんなユニークな名物があるんだよ」と会話のネタにするのも素敵ですね。
6. まとめ:年末年始の営業時間に注意!
今回ご紹介したお店は、いずれも年末年始は非常に混み合います。
- 安永餅: 売り切れ次第終了となる日も多いため、午前中の購入がベスト。
- 柿安・貝新: 年末(31日)は早めに閉店する場合があるため、事前予約や25日頃までの手配をおすすめします。
歴史ある桑名の味は、贈る側の「こだわり」もしっかり伝わります。2025年の締めくくりに、大切な人へ桑名の美味しいものを届けてみませんか?
