春の陽気が心地よい3月23日。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
カレンダーを見れば何気ない平日(あるいは休日)に見えるこの日ですが、歴史の教科書やニュースのアーカイブをひっくり返してみると、とんでもないことが判明しました。
この日、地球上のあちこちでドラマが起きすぎています。
英雄が伝説を作ったり、宇宙でとんでもない「おやつ」を食べようとしたり、私たちが毎月給与明細を見てため息をつく「あれ」が始まったり……。3月23日は、まさに人類の「情熱」と「挑戦(と、たまに失敗)」が詰まった特異点のような日なのです。
今日は、明日誰かに話したくてウズウズしてしまう、3月23日の「激動の歴史」をピックアップしてご紹介します!
3月23日に起こった出来事
日本中が震えた!スポーツと地域の「奇跡」が起きた日
まずは、多くの日本人の記憶に鮮烈に残っている「あの瞬間」から振り返りましょう。
2009年:WBC日本代表、劇的な2連覇達成
野球ファンならずとも、テレビの前で正座した人が多かったのではないでしょうか。第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦が行われたのが、この日です(現地時間)。
日本対韓国、宿命のライバル対決。3対3の同点で迎えた延長10回表、2アウトランナー1,3塁。打席には不振に苦しんでいたイチロー選手。 彼が放ったセンター前へのクリーンヒットは、まさに「神の一撃」。日本が見事世界一に輝き、大会2連覇を達成しました。
【ここに注目!】 この試合、実はダルビッシュ有投手が最後を締めたのですが、そのあまりの劇的な幕切れに、3月23日が来るたびに「イチローの日の丸」を思い出す人が続出しています。まさに伝説の一日です。
1951年:広島カープ、解散の危機からの「存続決定」
今の強い広島東洋カープからは想像もつきませんが、球団創設当初はお金がなく、解散寸前まで追い込まれていました。 しかし、1951年のこの日、広島県や中国新聞などの支援策、そして何より市民による**「たる募金」**などの熱狂的な支援により、球団の存続が正式に決定しました。
【トリビア】 当時の「たる募金」は、球場の入り口に酒樽を置いて寄付を募ったもの。戦後の復興期、生活が苦しい中でも「おらが街のチーム」を守ろうとした市民の熱意が、今の赤ヘル軍団の魂を作ったんですね。
世界を変えた「言葉」と「冒険」
時計の針を少し昔に戻してみましょう。歴史の授業で習った「あの人たち」も、3月23日に動いていました。
1775年:「自由を与えよ。然らずんば死を与えよ」
アメリカ独立戦争の英雄、パトリック・ヘンリーが歴史に残るこの演説を行ったのが1775年の今日です。 英語で言うと “Give me liberty, or give me death!” 。 当時のヴァージニア植民地議会での発言ですが、この強烈なフレーズは、革命への着火剤となりました。何かを決断したい時、心の中で唱えてみると勇気が出るかもしれません(会社で上司に言うのはやめておきましょう)。
1585年:天正遣欧少年使節、ローマ教皇に謁見
戦国時代、伊東マンショら4人の少年たちが、長崎から遥か彼方のヨーロッパへ渡り、ついにローマ教皇グレゴリウス13世に公式謁見したのがこの日です。
【想像してみよう】 飛行機もない時代、命がけの船旅を経て、当時の「世界最強の権威」に会った日本の少年たち。彼らが見たローマの景色や、食べた料理はどんなものだったのでしょうか。まさに日本人初のグローバル・インフルエンサーと言えるでしょう。
宇宙と科学の「光と影」
人類の知的好奇心は、時に輝かしい成果を生み、時に「やっちまった」案件を生み出します。
1965年:ジェミニ3号打ち上げと「宇宙サンドイッチ事件」
アメリカが初めて2人の宇宙飛行士(グリソムとヤング)を乗せて打ち上げた「ジェミニ3号」。これは輝かしい成功なのですが、実は裏でとんでもない事件が起きていました。
【まさかのトリビア】 パイロットのジョン・ヤングが、なんと**「コンビーフのサンドイッチ」を宇宙服の中に隠して持ち込んだ**のです! 無重力空間でサンドイッチを取り出したところ、パンくずが飛び散りまくり、計器に入り込む危険性があったため大慌てでポケットにしまったとか。帰還後、彼らがNASAからめちゃくちゃ怒られたのは言うまでもありません。歴史上、最も高くついたサンドイッチです。
1989年:常温核融合「成功」の発表
アメリカ・ユタ大学の2人の教授が「常温核融合に成功した!」と発表し、世界中が「エネルギー問題が解決する!」と大騒ぎになりました。 しかしその後、他の科学者たちが検証しても再現できず、真偽を巡る大論争に。「夢のエネルギー」は幻となりましたが、科学における検証の大切さを世界に知らしめた日でもあります。
2001年:宇宙ステーション「ミール」の最期
旧ソ連・ロシアが誇った巨大宇宙ステーション「ミール」。老朽化のため、南太平洋上で大気圏再突入させ、廃棄処分されたのがこの日です。 15年間にわたり宇宙開発を支えた巨体が燃え尽きながら海に落ちる様子は、ひとつの時代の終わりを象徴するニュースでした。
私たちの生活を変えた「システム」の誕生日
最後は、現代の私たちの生活に直結する出来事です。
2013年:交通系ICカード全国相互利用サービス開始
Suica、PASMO、ICOCAなど、日本の交通系ICカード10種類が全国どこでも(大体)使えるようになったのが、2013年の3月23日です。 それまでは「東京に行くからSuica買わなきゃ」「大阪だからICOCAだ」と面倒でしたが、この日を境に「ピッ!」ひとつで日本中を旅できるようになりました。地味ですが、革命的な一日です。
1887年:所得税法の公布
さて、少し耳の痛い話です。日本で初めて「所得税法」が公布されたのがこの日。 当時は「名誉ある義務」なんて言われたりもしましたが、現代の私たちにとっては……。まあ、社会を支えるための大切な仕組みが整った日、としておきましょう。
【トリビア】 導入当初、所得税を払っていたのは全人口のほんの一握り(高額納税者のみ)でした。今の感覚とはだいぶ違ったようですね。
1950年:世界気象機関(WMO)設立
この日を記念して、3月23日は「世界気象デー」となっています。 今日の天気がスマホでパッとわかるのも、世界中の気象データが共有されているおかげ。空を見上げながら、天気予報のありがたみを感じる日にしてみてはいかがでしょうか。
【今日は何の記念日? 3月23日】「ジュウ(10)」を足してホットサンド!?ぶどうの「裏旬」に「スジャータ」生誕祭まで、語呂合わせが炸裂する食と健康のワンダーランド!
春分の日も過ぎ、いよいよ春本番を感じさせる3月23日。 皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
カレンダーを見ても特に祝日というわけでもなく、「あー、今日も仕事か……」なんて思っているそこのあなた。 ちょっと待ってください。
実は今日、3月23日は**「美味しいもの」と「強引な語呂合わせ」が奇跡の融合を果たした、とんでもなく濃厚な1日**なんです。
「サンドイッチを焼く音を足し算する」という斬新すぎる記念日から、誰もが知っているあの「褐色の恋人」の誕生日まで。 知れば今日のランチやスーパーでの買い物が10倍楽しくなる、3月23日の記念日ワールドへご案内します!
まさかの計算式!「ホットサンドを楽しむ日」の理由が斜め上すぎる
キャンプブームやおうち時間の充実で、すっかり定着した「ホットサンド」。 実は今日3月23日は、国分グループ本社株式会社が制定した**「ホットサンドを楽しむ日」**なんです。
でも、なぜ今日なのか? その理由が最高にロックです。
まず、数字の「1」が「3」で挟まれているから3月13日は「サンドイッチの日」と言われていますよね。 そこへ、ホットサンドを焼くときの音……
「ジュウ(10)」
を足すんです。 3月13日 + 10(ジュウ) = 3月23日!!
「焼く音を数字の10に変換して足し算する」という、このクリエイティブな発想。嫌いじゃありません。むしろ大好きです。 今日はぜひ、耳を澄ませて「ジュウ〜」という音と共に、アツアツのホットサンドを楽しみましょう。
あのメロディが脳内再生?「スジャータの日」
コーヒーのお供といえば、ポーションタイプのコーヒーフレッシュ。 その代名詞とも言える「スジャータ」ですが、実は今日が誕生日だということをご存知でしたか?
スジャータめいらくグループが制定した**「スジャータの日」**。 由来は、1976年(昭和51年)3月23日に、「褐色の恋人 スジャータ」として初めて発売されたから。
なんと、もう45年以上も愛されているロングセラーなんですね。 「褐色の恋人」というキャッチコピー、昭和レトロな響きで哀愁があります。 今日は久しぶりに、ブラック派の方もコーヒーに「白いうずまき」を描いて、誕生日のスジャータをお祝いしてみてはいかがでしょうか。
春なのに旬?ニュージーランドからの贈り物「裏旬ぶどうの日」
「ぶどうの旬って秋じゃないの?」と思ったあなた、正解です。日本のぶどうは秋が美味しいですよね。 でも、世界は広い!
日本とは季節が真逆の南半球・ニュージーランドでは、今の時期(日本の冬〜春)がぶどうの旬なんです。 そこで、株式会社GREENCOLLARが制定したのが**「裏旬(うらしゅん)ぶどうの日」**。
日本品種の高級ぶどうを、あえて季節が逆のニュージーランドで育てることで、本来なら食べられない時期に旬の味を楽しめる。これを「裏旬」と名付けたそうです。
日付の由来は、3月が裏旬ぶどうの出荷ピークであり、 ぶどうの房(ふさ)=「ふ(2)さ(3)」 という、これまた美しい語呂合わせから。 3月に美味しいぶどうが食べられるなんて、ちょっと贅沢な気分になれそうです。
毎月23日は語呂合わせ祭り!「乳酸菌の日」&「不眠の日」
さて、ここからは毎月23日にやってくる「語呂合わせ四天王」のような記念日たちをご紹介します。 2と3の組み合わせは、日本語においてあまりにも万能すぎました。
■乳酸菌の日
カゴメ株式会社が制定。理由はシンプルに**「2(ニュー)3(サン)」で乳酸**だから。 スーパーでも毎月23日に合わせて販促が行われているそうです。体に良い乳酸菌、今日は意識して摂りましょう。ちなみに2月3日も乳酸菌の日です。
■不眠の日
エスエス製薬株式会社が制定。こちらも**「2(ふ)3(みん)」**の語呂合わせ。 本来は2月3日がメインのようですが、不眠の症状は一年中起こりうるため、毎月23日もこの日に設定されました。 日本人の半数以上が不眠症状を持っているとも言われています。「今日は不眠の日だから、早めにスマホを置いて寝よう」と意識するきっかけにしたいですね。
ネギと天気で世界を見る「国産小ねぎ消費拡大の日」&「世界気象デー」
最後は、食卓の名脇役と、地球規模の真面目なお話です。
■国産小ねぎ消費拡大の日
小ねぎ主産県協議会が制定。 もともと「小ねぎ記念日」が11月23日なのですが、**「小ねぎは毎日食べてほしいから毎月23日も記念日にしちゃおう!」**というアグレッシブな理由で毎月の記念日になりました。 薬味たっぷりの料理、美味しいですもんね。
■世界気象デー
こちらは打って変わって国際的な記念日。 1950年3月23日に世界気象機関条約が発効し、WMO(世界気象機関)が発足したことを記念しています。 昨今は異常気象や自然災害のニュースも多いですが、世界中の国が協力して天気を観測してくれていることに感謝する日です。
今日のラッキースターは誰?3月23日の運勢ベスト3!
3月23日は、占星術の世界では「新しいサイクルの始まり」である牡羊座の季節に入ったばかり。 世界中がフレッシュなエネルギーに包まれる今日、宇宙のパワーを味方につけて最高の1日を過ごせるラッキーな星座ベスト3を発表します!
【1位】 牡羊座(3/21〜4/19)
「無敵の主役!やりたいことは今日始めよう」
文句なしの第1位は、お誕生月を迎えている牡羊座のあなた! 太陽があなたの背中を全力で押しています。「ちょっと無謀かな?」と思うことでも、今日なら不思議と道が開ける予感。直感が冴え渡っているので、あれこれ考えずに「これだ!」と思った瞬間に動き出しましょう。そのスピード感が幸運の鍵です。
- ラッキーアイテム: おろしたての靴(または靴紐)
【2位】 射手座(11/23〜12/21)
「冒険心に火がつく!ワクワクする方へ進んで」
同じ「火」のエレメントを持つ射手座のあなたも絶好調。 今日のあなたは、まるで追い風を受けて走るヨットのよう。特に「海外」や「未知の分野」にツキがあります。行ったことのない場所へ出かけたり、海外のドラマを見たりするだけで、素晴らしいインスピレーションが降りてくるでしょう。
- ラッキーアイテム: 輸入雑貨や海外のお菓子
【3位】 獅子座(7/23〜8/22)
「カリスマ性爆発。あなたがその場の太陽になる」
第3位は、自信と情熱の獅子座。 今日はあなたが発する言葉や行動に注目が集まりやすい日です。会議での発言や、SNSへの投稿が予想以上の反響を呼ぶかもしれません。謙遜せずに、堂々とあなたの魅力をアピールしてください。「私がルールだ」くらいの強気な姿勢が、周囲を惹きつけます。
- ラッキーアイテム: ゴールドのアクセサリー
まとめ:3月23日を最高に楽しむために
歴史的瞬間から、宇宙規模の「おやつ事件」、そして美味しい語呂合わせまで。 駆け足で3月23日という一日を解剖してきましたが、いかがでしたでしょうか?
こうして並べてみると、今日のテーマは**「情熱」と「食欲」のサンドイッチ**と言えるかもしれません。
- 歴史では: イチロー選手の決勝打という「熱狂」があり、宇宙で隠し持ったコンビーフサンドイッチという「執念(?)」がありました。
- 記念日では: ホットサンドを焼く音(ジュウ)を足し算し、裏旬のぶどうやスジャータで食卓を彩る日でした。
- 星占いでは: 牡羊座シーズンの始まりで、新しいことをスタートさせるのに最高の運気が流れていました。
さて、今日をどう過ごしましょうか?
歴史に思いを馳せて「情熱的に」仕事をするもよし。 「今日はホットサンドの日だし、宇宙飛行士気分でサンドイッチでも食べるか」とランチを楽しむもよし。 運勢のいい牡羊座・射手座・獅子座の友人を誘って、新しい計画を立てるのもよし。
一つだけ確かなのは、3月23日は決して「退屈な一日」ではないということです。
もし、今日の会話のネタに困ったら、隣の人にこう聞いてみてください。 「ねえ、宇宙で初めて密輸されたサンドイッチの話、知ってる?」
きっとそこから、楽しい時間が始まるはずです。 それでは、歴史と美味と幸運が詰まった3月23日を、存分にお楽しみください!
