突然ですが、「3月12日」と聞いて、何を思い浮かべますか？卒業シーズン？春の嵐？たしかにそうかもしれません。でも、この日は歴史の年表を広げてみると、まるでジェットコースターのように、振り幅の大きな出来事がギュッと詰まった、とんでもない一日なんです！
なにせ、片やキリスト教の「超」有名人がダブルで聖人の位にのぼり、片や日本人の心を癒やす**「週末半休」の習慣が誕生し、さらには世界で愛されるあの「黒い魔法の飲み物」が瓶詰めで初お目見えしたかと思えば、地球規模の「冷戦」の幕が上がり**、ついには大震災後の危機までもが重なるという…。
聖人の列聖から、缶コーヒーならぬ「瓶コーラ」の誕生、そして私たち日本人にとって忘れられない2011年の記憶まで。この濃密すぎる「3月12日」のトリビアを知れば、きっと誰かに話したくなるはず！さあ、歴史の引き出しを一緒にガサゴソ探ってみましょう！
３月１２日に起こった出来事
聖人、コーラ、半ドン！驚異のトリプルアクセル（17世紀～19世紀）
イグナチオとザビエルが「W列聖」！カトリック史上屈指のビッグイベント（1622年）
1622年の3月12日、カトリック教会で歴史的な出来事がありました。イエズス会を創始したイグナチオ・デ・ロヨラと、彼と共にアジアでの布教に尽力したフランシスコ・ザビエルの二人が、同時に聖人に列せられたのです！キリスト教史における、まさに**W主演の「聖人アカデミー賞」**とも言えるべきビッグニュースでした。
ザビエル雑学 皆さんがイメージするザビエルといえば、あの髪型ですよね。実はあの「ちょんまげ」のように見える頭髪は、トンスラという中世の修道士や聖職者が頭頂部の髪の毛を円形に剃る習慣の名残です。彼が日本で布教活動を始めたのは1549年のこと。この列聖は、彼が亡くなってから約70年後のことになります。
「半ドン」って何？日本初の週末休みが始まった日！（1876年）
現代の私たちにとって、土日祝日の休みは当たり前ですが、その原点の一つがこの日です。1876年3月12日、明治政府の太政官布告により、官公庁で日曜日が休日となり、さらに土曜日は半休（半ドン）となったのです！
半ドン・トリビア 「半ドン」の語源には諸説ありますが、最も有力なのは、土曜日の正午を知らせる「ドン」という大砲の音（午砲）からきているという説です。つまり、**「ドン」が鳴ったら仕事が半分終わり！**という意味。なんてユーモラスで、働く人にとっては待ち遠しい音だったんでしょうね。現代の「花金（華金）」ならぬ、「花土の半ドン」の誕生です！
歴史的な一杯！瓶詰コカ・コーラ、ミシシッピ州で初販売！（1894年）
世界で最も有名な飲み物の一つ、コカ・コーラ。もともとは薬局でシロップとして販売されていましたが、1894年3月12日、ついにミシシッピ州ヴィックスバーグで、初めて瓶詰めで販売されました！
炭酸飲料が手軽に持ち運べるようになったことで、コカ・コーラの人気は爆発的に拡大しました。もしこの瓶詰めのアイデアがなければ、今日のグローバル企業コカ・コーラの姿はなかったかもしれません。この日の一本が、世界の清涼飲料の歴史を変えたと言っても過言ではないでしょう。
平和と戦争と大移動！20世紀初頭の世界（1912年～1930年）
JTBとガールスカウト、異色の二大組織が同時誕生！（1912年）
1912年、世界と日本で未来を変える二つの組織が誕生しました。
- 日本: 外国人観光客向けの旅行案内所として、**ジャパン・ツーリスト・ビューロー（現・JTB）**が創立。日本の観光業の礎が築かれました。
- アメリカ: ジュリエット・ローがガールスカウトを創立。少女たちの育成と社会貢献を目指す運動が世界に広がりました。
スピード感がすごい！ロシアの首都「215年ぶりのUターン」（1918年）
ロシアでは、1918年の3月12日にモスクワへの遷都が決定しました。ピョートル大帝がサンクトペテルブルクに遷都してから実に215年ぶりのことです。この劇的な移動は、第一次世界大戦とロシア革命の混乱の最中におこなわれ、混乱した国の政治の中心を、より国内深くにあるモスクワに戻すという、安全保障上の意味合いが強かったと言われています。歴史の重みが、まさに物理的に動いた瞬間です。
非暴力の行進！ガンディーが「塩の行進」を開始（1930年）
インド独立の父、マハトマ・ガンディーが、イギリスの塩専売制に反対し、有名な**「塩の行進」**を開始したのもこの日です。彼は数十人の支持者と共に、サバルマティ・アシュラムから海辺の村ダンディまで約385kmを歩き、自ら塩を作って専売法に違反しました。この非暴力・不服従の運動は、全世界に大きな影響を与え、インド独立への決定的な一歩となりました。
冷戦の幕開けと日本の災禍、世界が揺れた3月12日
冷戦の始まりを告げた「トルーマン・ドクトリン」発表（1947年）
第二次世界大戦終結後、世界を二分する「冷たい戦争」の実質的な始まりが、1947年3月12日に告げられました。ハリー・S・トルーマン米大統領が、共産主義の拡大を防ぐための政策、**「トルーマン・ドクトリン」**を発表したのです。
これは、アメリカが共産主義の脅威にさらされている国々を軍事的・経済的に支援するというもので、これにより世界は資本主義陣営と共産主義陣営に明確に分けられ、数十年にわたる冷戦構造が確立されました。
日本最古の索道「吉野山ロープウェイ」開業とモスバーガー１号店（1929年・1972年）
- 1929年: 奈良県で、現存する日本最古の索道**「吉野山ロープウェイ」**が開業しました。歴史と自然の美しい吉野山を登る、今も現役のレトロなロープウェイです。
- 1972年: 東武東上線成増駅前に、モスバーガーの第1号実験店舗がオープン！今や世界に展開する日本発祥のハンバーガーチェーンの歴史が、この日、東京の片隅で静かにスタートを切ったのです。
忘れられない記憶。2011年3月12日の光と影
私たちにとって、この日は極めて特別な意味を持ちます。前日の3月11日に発生した東日本大震災の余波が、この日に日本全土を覆いました。
- 福島第一原発、1号機が水素爆発: 大震災後の連鎖的な災害として、世界に衝撃を与えた原発事故がこの日発生しました。
- 九州新幹線、全線開通: 同日、九州新幹線（博多駅 – 新八代駅間）が全線開通しました。本来なら盛大に祝われるべき日でしたが、震災の影響で開業イベントは中止。悲しみの中で、日本の未来をつなぐ新しい交通インフラが静かに産声を上げました。
歴史は、このように光と影、希望と試練が入り混じりながら進んでいくことを、この日の出来事は雄弁に物語っています。
【今日は何の記念日？ ３月１２日】財布と駄菓子と〇〇の日!? 語呂合わせが詰まった最強開運日！
3月12日と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか？卒業式？それとも春の訪れ？もちろん、それも素敵なイメージですが、実はこの「3月12日」、カレンダーの裏側には驚くほど「語呂合わせ」の記念日がズラリと並んでいる、とんでもない一日なんです！
なにせ、お菓子の神様の命日から、誰もが気になる**「サイズ」の悩みを解決する日、さらには「財布」の買い替え**を推奨する日…と、バラエティに富みすぎ！
しかも、その記念日の制定理由が、どれもこれも「なるほど！」と膝を打つユーモラスな語呂合わせばかり。今日、この記事を読み終える頃には、あなたは「3月12日＝語呂合わせ最強開運日」とインプットされていること間違いなし！
さあ、スイーツから豆乳、そして財布の中身まで!? この濃密で面白すぎる「3月12日」の記念日トリビアを、一緒に探検しましょう！
📅 「３月１２日」は語呂合わせの宝庫！生活に役立つ記念日
サイフの日＆サイズの日！春の買い替えを促すシンクロニシティ
3月12日は、私たちのお金とファッションに直結する記念日が二つも重なっています！その理由は、あまりにもシンプルで笑える語呂合わせにありました。
- サイフの日
- 制定者: スタイル株式会社
- 理由: 3と12で「サ（３）イフ（１２）」と読む語呂合わせ。そして3月は新生活などで財布の買い替え需要が多い時期！
- トリビア: 財布の買い替えに最適な「春」は「張る」につながるとされ、縁起が良いと言われます。この「サイフの日」をきっかけに、ボロボロになった財布を卒業し、新しい金運を呼び込む「張る財布」を探してみるのもいいかもしれませんね！
- サイズの日
- 制定者: 株式会社ワコール
- 理由: こちらも同様に、3と12で「サ（３）イズ（１２）」という語呂合わせ。
- エピソード: 3月は衣替えや新生活で服やインナーを買い替える時期。ワコールさんがこの日を定めたのは、「サイズの大切さ」を改めて知ってもらい、自分の体形にフィットしたものを選んでもらいたい、という想いから。いくら高価な下着や服でも、サイズが合っていなければ魅力も半減です。「サイズの日」は、あなたの**「シンデレラサイズ」**を見つけるための大切な日なんですね！
unisizeの日：ECサイトの不安を解消！
洋服を買うとき、試着ができないECサイトでの買い物は、サイズの不安がつきものですよね。そんな現代の悩みを解決するために生まれたのがこの記念日です。
- 制定者: 株式会社メイキップ
- 理由: 3と12で、そのまま「サ（３）イ（１）ズ（２）」と読む語呂合わせ。
- 雑学: 同社が提供する「unisize（ユニサイズ）」は、ECサイト上であなたの体型や他ブランドのサイズ情報から、欲しい服の最適サイズを推奨してくれるサービス。この記念日は、ECサイトでのサイズの不安を払拭し、より楽しくショッピングをしてもらいたいという願いが込められています。この日を機に、オンラインショッピングの幅が広がるかもしれませんね！
モンテール・スイーツの日：月に一度の「スイ2」で笑顔に
3月12日は、正確には毎月第2水曜日に制定されている記念日ですが、この語呂合わせが秀逸すぎます！
- 制定者: 株式会社モンテール
- 理由: 「スイ（水）ーツ（２）」と読む語呂合わせから、毎月第2水曜日を記念日に。
- エピソード: 「世界中に笑顔をつくり続けたい」というモンテールさんの想いから、スイーツを通じて「おやつの時間のワクワク」を届け、もっと笑顔になる機会を増やそうという目的で制定されました。カレンダーをチェックして、次の「モンテール・スイーツの日」には、ちょっと贅沢なシュークリームでも買って帰りたくなりますね！
マルサン豆乳の日：健康を意識する人に嬉しい「〇三一二」！
健康志向の高まりとともに、すっかり定着した豆乳。その魅力をPRする記念日も、やっぱり語呂合わせです！
- 制定者: マルサンアイ株式会社
- 理由: 3月12日を「０３（マルサン）１２（トウニュウ）」と読む、見事なゴロ合わせ。
- 雑学: 豆乳は良質な植物性たんぱく質やミネラルがバランス良く含まれる、まさに「飲む栄養ドリンク」。この記念日には、マルサンアイさんの「豆乳を普段の食生活に取り入れて、健康づくりに役立ててほしい」という願いが詰まっています。今日のおやつはスイーツではなく、豆乳にしてみるのもいいかも？
駄菓子の日：お菓子の神様の命日に感謝を込めて
語呂合わせが多い3月12日の記念日の中で、唯一歴史と神話に基づいているのがこの「だがしの日」です。
- 制定者: 一般社団法人DAGASHIで世界を笑顔にする会
- 理由: お菓子の神様である**田道間守公（たじまもりこう）**を祀る橘本神社の宮司の提唱により、田道間守公の命日とされる3月12日に制定されました。
- エピソード: 駄菓子は、日本の精神や文化が凝縮されたもの。この記念日には、「日本の駄菓子を世界平和のキーワードとして広めたい」という、壮大かつロマンあふれる目標が掲げられています。大人になった今こそ、昔懐かしい駄菓子を食べて、子ども時代にタイムスリップしてみるのはいかがでしょうか？
育児の日：社会全体で子育てを考える日
毎月制定されている「育児の日」も、実は3月12日と同じ「12」に由来しています。
- 制定者: 株式会社神戸新聞社
- 理由: 毎月12日を「育（いく＝１）児（じ＝２）」と読む語呂合わせから。
- トリビア: この記念日の目的は、社会全体で子育てについて考え、地域が一体となって子育てしやすい環境づくりに取り組むきっかけにすること。子育ては家庭だけの問題ではなく、社会全体の課題です。この日が来るたびに、私たち一人ひとりが「自分にできる子育て支援」を考えるきっかけになるといいですね。
今日のラッキースターは誰？３月１２日の運勢ベスト3！
🥇 第1位：射手座（いて座）✨ 自由と冒険の風が最高潮！
今日の射手座さんは、まるで広い草原に解き放たれたペガサスのように、精神的にも肉体的にも自由を謳歌できるでしょう。特に知識欲や探求心が刺激され、新しい学びや遠方への旅の計画に最高のタイミングです。ふとした会話の中に、あなたの未来を大きく変えるヒントが隠されている予感。その直感を信じて、大胆に動き出しましょう！
ラッキーアイテム： 地図（紙でもデジタルでもOK！）
🥈 第2位：牡羊座（おひつじ座）🔥 情熱が周囲を巻き込む！
牡羊座さんの元来持つ情熱と行動力が、今日は特に輝きを放ちます！リーダーシップを発揮する場面が増え、あなたの新しいアイデアや提案がスムーズに周囲に受け入れられるでしょう。自信を持って旗を振ることで、停滞していたプロジェクトや人間関係が、一気に前に進み始めます。ただし、勢い余って早口になりすぎないよう注意！
ラッキーアイテム： 赤い小物（ネクタイ、リップ、マグカップなど）
🥉 第3位：双子座（ふたご座）💬 会話から幸運が舞い込む！
コミュニケーションを司る双子座さんにとって、3月12日はまさに「言葉の魔法使い」になれる日。普段ならためらってしまうような重要な交渉や軽い世間話が、思わぬ幸運を引き寄せます。特に、連絡を取っていなかった古い友人にメッセージを送ってみると、面白いビジネスチャンスや楽しい誘いがあるかもしれませんよ。
ラッキーアイテム： スマートフォン（こまめなチェックが吉！）
まとめ：3月12日は「過去・現在・未来」が交差する特異点だった！
さて、長きにわたり「3月12日」の引き出しを一緒に探検してきましたが、いかがでしたでしょうか？
この一日は、ただのカレンダーの一日ではありませんでしたね。
- 【歴史の重み】では、キリスト教の偉大な聖人がダブルで誕生（列聖）したかと思えば、日本のサラリーマンに愛される**「半ドン」が始まり**、そして冷戦の幕開けや、私たち日本人にとって決して忘れられない大震災の光と影が交差しました。
- 【日常のユーモア】では、「サイフ」「サイズ」「豆乳」といった、私たちの生活に密着したテーマが、見事な「語呂合わせ」の記念日として集結していました。今日からこの記念日を意識して生活すれば、ちょっとした運気が上がりそうな気がしませんか？
- そして、今日の運勢を掴んだのは、行動力の牡羊座、知的好奇心の射手座、そして会話の達人双子座の皆さんでした！
3月12日は、遠い過去の偉業から、現代の私たちの消費行動を促す記念日、そして明日への活力をくれる星のメッセージまで、**「過去・現在・未来」**がジェットコースターのように交差する特異点だったと言えるでしょう。
この歴史の重みと日常の楽しさがギュッと詰まった一日を知識として持っているだけで、あなたの毎日はきっと豊かになります。
さあ、この濃密な「3月12日」のトリビアを誰かに話したくなりましたね？
ぜひ、この記事を友人にシェアして、この特異な一日を皆で楽しんでください！ そして、あなたが今日得たラッキーや「半ドン」に関する思い出も、コメント欄でぜひ教えてくださいね！
