いきなりですが、「1月20日」と聞いて、何かピンとくることはありますか?
成人式?いいえ、それは1月の第2月曜日。そう言えばお正月気分もすっかり抜けて、日常が戻ってくる頃ですよね。
でもね、実はこの地味なようで地味じゃない1月20日、「世界を変えた始まりの日」がギュッと凝縮されている、とんでもない日付なんです!
「アメリカ大統領はなぜこの日に就任するの?」という疑問から、私たちが日常的に使うあの便利なシステムが始まった日、さらには宇宙の偉業まで!驚きと「へぇ!」が止まらない1月20日の歴史の深掘り、さあ、ご一緒にタイムトラベルへ出かけましょう!この記事を読み終わる頃には、きっと誰かに話したくなるトリビア満載ですよ!
1月20日に起こった出来事
大統領就任式はなぜ「1月20日」?〜ルーズベルトが変えた歴史のバトン〜
「1月20日」といえば、ニュースでよく見るのがアメリカ大統領就任式です。ドワイト・D・アイゼンハワー、ジョン・F・ケネディ、リチャード・ニクソン、ジミー・カーター、ロナルド・レーガン、ビル・クリントン、ジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマ、ドナルド・トランプ、そしてジョー・バイデンと、数多くの大統領がこの日、歴史のバトンを受け取っています(もちろん、2025年のドナルド・トランプ氏の再就任予定もこの日!)。
かつて大統領の任期開始は3月4日だったのをご存知ですか?冬の厳しい移動を避け、選挙後の時間をゆっくり取るためだったのですが、これは**「レームダック期間(死に体期間)」**が長くなりすぎるという問題がありました。
この問題を解決したのが、第32代大統領フランクリン・D・ルーズベルトです! 1937年、彼は憲法修正第20条を適用し、任期開始日を1月20日に変更。自身もこの日から2期目の任期を開始しました。しかもルーズベルトは1941年に史上初の3期目に、さらに1945年には4期目に突入という、空前絶後の記録を持っています。 「1月20日」は、まさにアメリカ政治史における**「新しい始まり」**を象徴する日なのです。
「バスケ」と「議会」と「宅急便」!世界を変えた発明・システム・仕組みの「公式スタート日」
1月20日は、世界に不可欠なシステムや文化の**「公式スタート日」**でもあります。
バスケットボール、初の公式試合 (1892年)
寒い冬でも体育館でできるスポーツとして考案されたバスケットボール。ジェームズ・ネイスミスによってルールが作られましたが、初の公式試合がマサチューセッツ州で行われたのがこの日。 トリビア: 当初はドリブルという概念はなく、パスのみで、シュートが入ったらハシゴを登ってボールを取り出すという、なんとも牧歌的なルールでした!想像するとちょっと笑えますよね。
イギリス国会の「始まり」 (1265年)
世界最古の議会の一つとされるイギリス議会。この日、シモン・ド・モンフォールの主導で貴族や市民の代表者が集まり、これが**「最初のイギリス国会」**と見なされることがあります。民主主義の根幹が、760年以上も前に始まった、まさに歴史的な「始まり」です。
宅急便、サービス開始 (1976年)
そして私たちの生活に欠かせない**「宅急便」**!ヤマト運輸がこの日、それまでの大口貨物中心から、一般家庭の荷物に着目した画期的なサービスを開始しました。 トリビア: 実はヤマト運輸の初代社長(小倉昌男氏)は、サービス開始当初、わずかな荷物を前に「これで事業になるのか?」と不安に思ったとか。今や私たちの生活は彼らに支えられています。感謝!
宇宙から文化財まで!日本の「大発見」と「偉業」が集中する日
日本でもこの日、様々な分野で「偉業」が達成されています。
JAXA「SLIM」、世界初のピンポイント着陸成功 (2024年)
つい最近のニュースですが、日本の月面探査機「SLIM」が、目標地点から誤差100メートル以内という**「世界初のピンポイント着陸」**に成功!着陸自体は世界で5カ国目という快挙です。 雑学: 宇宙でこれほどの精度を出すのは、地球上から東京の標的めがけてダーツを投げるようなもの。日本の技術力、恐るべし!
太安万侶の墓誌出土 (1979年)
奈良市で、『古事記』の編者として知られる太安万侶(おおのやすまろ)の墓誌が発見されました。日本の歴史を語る上で極めて重要な、まさに「文化財の大発見」です。
横綱 貴乃花光司が引退 (2003年)
相撲界の絶対的エースだった第65代横綱・貴乃花光司が、この日に引退を発表。一つの時代が終わりを告げた、相撲ファンにとっては忘れられない節目となりました。
日本と世界を揺るがした、歴史の「大事件簿」
1月20日には、残念ながら世界を揺るがした暗い出来事も記録されています。
ホロコーストを最終決定した「ヴァンゼー会議」 (1942年)
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの幹部が集まり、ユダヤ人絶滅計画(ホロコースト)を決定したのがこの会議。人類史上最も暗い歴史の一ページです。
東大入試中止という衝撃 (1969年)
学生運動が激化する東大紛争のさなか、東京大学が入学試験の中止を決定。受験生はもちろん、日本社会全体に大きな衝撃を与えた出来事でした。
日ソ基本条約の締結 (1925年)
日本とソビエト連邦の間で国交樹立の条約が締結されました。日本外交史において、大きな転換点となった一日です。
【今日は何の記念日? 1月20日】寒さ極まる「大寒」にうなぎ、チョコ、シマエナガが集合!意外な「温活」と「共生」の記念日トリビア
外に出るのが億劫になるほど寒い今日、1月20日は、暦の上で一年で最も寒いとされる**「大寒(たいかん)」**になることが非常に多い日です。
「寒いね〜」で終わってしまうこの日。ところが、日本の記念日カレンダーを広げてみると、この**「大寒」の寒さを利用したり、逆手に取ったり**した、ユニークすぎる記念日が異常なほど集中していることが判明!
夏のうなぎに対抗する**「寒うなぎ」から、とろけるチョコ**、はたまた**「雪の妖精」**と呼ばれる可愛い野鳥まで、この日はまさに「寒さで温まる or 寒さに耐える」ための知恵と愛に溢れた日なのです。
この記事を読めば、ただ寒い日と思っていた1月20日が、**「へぇ!」**と誰かに話したくなるトリビア満載の特別な一日に変わりますよ!さあ、寒さを忘れて、記念日の世界を探検しましょう!
【食のトリビア】寒さを乗り切るための「うなぎ」と「シチューライス」
寒の土用丑の日(一の丑)
「土用丑の日」といえば夏ですが、この1月20日は**「寒の土用丑の日」として記念日になっています。 これは、天竜川の源、諏訪湖のほとりにある長野県岡谷市のうなぎ店などで結成された「うなぎのまち岡谷の会」が制定したものです。 雑学: 寒さに耐える「寒うなぎ」は脂が乗り、栄養価が高いとされ、冬の寒さを乗り切るための「新しい食文化」を築こうという情熱から始まりました。「夏の土用」は平賀源内**、「寒の土用」は岡谷のうなぎ屋さん、と覚えると面白いですね!
シチューライスの日
「ごはん(5)にかける(×)シチュー(4)=20」という、ちょっと強引だけど覚えやすい語呂合わせから、ハウス食品株式会社が毎月20日を「シチューライスの日」に制定しています。 カレーやハヤシに続き、「シチューライス」という食べ方をスタンダードにしたいという狙い。あなたのご家庭では、シチューをごはんに「かける派」ですか?「かけない派」ですか?
【ほっこりスイーツ&ドリンク】大寒にこそ味わいたい「愛と温もり」
黒生メルティの日
雪のようなくちどけが人気のチョコレート「メルティーキッス」を発売する明治が、寒さのピークである大寒にあたる1月20日を記念日にしました。 トリビア: この記念日は、メルティーキッスが「黒生ビール」と驚くほど相性が良いことを提案するために制定されたんです!甘く溶けるチョコと、ビールのほろ苦さのマリアージュ…大寒の夜に試してみてはいかが?
甘酒の日
「飲む点滴」とも言われる日本の伝統的な飲み物、甘酒。森永製菓が「甘酒は疲れを癒し、身体が温まる」として、最も飲まれる時期である「大寒」を記念日に制定しました。 古くから、甘酒は夏の滋養強壮として飲まれていましたが、冬の寒さを乗り切る「温活ドリンク」としても最適です。寒い日こそ、温かい甘酒でほっこりしたいですね。
【健康と伝統の知恵】血栓予防とぬか床作りのベストシーズン
血栓予防の日
日本ナットウキナーゼ協会が、血栓が最もできやすい寒い時期の「大寒」にあたる1月20日を記念日に。しかも「2(ツ)0(マル)」という語呂合わせも兼ねている、という徹底ぶり! 雑学: 納豆に含まれる酵素「ナットウキナーゼ」は、血栓を溶かす効果が期待されています。寒い冬、「ツマル」を予防するために、ネバネバを食べて乗り切りましょう!
ぬか床の日
日本の伝統的食文化、ぬかづけ。ぬかづけの関係企業で結成された「全国ぬかづけのもと工業会」が、暦の上の「大寒」を記念日に。 トリビア: 古来より、大寒の寒い時期に仕込んだぬか床は、雑菌が少なくなり、きめ細かく良いぬか床ができるとされています。寒仕込みの知恵、恐るべし!
【愛される存在】「雪の妖精」シマエナガの可愛すぎる誕生秘話
シマエナガの日
真っ白な体に、つぶらな瞳の可愛らしい姿から**「雪の妖精」**と呼ばれる北海道の野鳥、シマエナガ。この鳥を愛する写真家のやなぎさわごう氏が、大寒の日を記念日にしました。 制定理由: シマエナガは、寒ければ寒いほど羽の中に空気を入れて膨らみ、より丸く、より可愛くなるからです!一年で一番可愛いシマエナガに会えるのがこの日、というわけですね。想像するだけで心が温まります。
【社会を変える日】インクルーシブと世界の音楽の記念日
インクルーシブを考える日
この日は、2014年1月20日に**「障害者権利条約」**に日本が批准したことに由来しています。 これは、障害者の尊厳と権利が保護され、**インクルーシブ社会(共生社会)**の実現を目指すという、非常に重要な条約です。寒さで縮こまりがちな季節ですが、この日は社会の温かさと平等を考える日でもあります。
トゥー・チェロズの日
クロアチア出身のチェロ奏者ユニット「2CELLOS(トゥー・チェロズ)」が、2011年1月20日に動画サイトに超絶パフォーマンス映像をアップし、一躍世界的スターとなったことを記念して制定されました。 トリビア: 彼らは日本での留学経験があり、東日本大震災の直後からライブ活動で支援を続けているという、親日家でも知られています。世界と日本をつないだ、チェロのバースデーです。
【知っておきたい伝統行事】「二十日正月」と「発芽野菜」
大寒
二十四節気のひとつで、小寒から立春の前日までの「寒の内」の真ん中あたり、一年で最も寒い時期です。 雑学: 「大寒の朝の水は腐らない」とか「この日に産まれた卵は栄養価が高い」など、大寒には特別なパワーがあると言い伝えられています。
二十日正月
この日を正月の最後の日として納めの行事を行う日です。地方によっては「骨正月」「骨おろし」とも呼ばれます。 驚きの由来: 正月に食べた魚の骨や頭までも残さず食べて、正月を終えることから来ています。「頭まで食べる」という徹底ぶりから、古人の食べ物への感謝と節約精神が垣間見えます。
発芽野菜の日
広島の村上農園が、毎月20日(はつか)を**「発芽(ハツガ)」**と読む語呂合わせで制定。一般の野菜より栄養価が高い発芽野菜(スプラウト)の普及が目的です。栄養満点の野菜で、この厳しい寒さを乗り切りましょう!
今日のラッキースターは誰?1月20日の運勢ベスト3!
第1位:やぎ座 (Capricornus) 🐐
【安定感抜群!目標達成に邁進できるパワフルな一日】
大寒の厳しい寒さに負けない、岩のような安定感を誇るのがやぎ座さん!この日は、あなたがこれまで地道に積み重ねてきた努力が、具体的な成果として現れやすい日です。特に仕事や学業において、目標達成に向けて驚くほどの集中力を発揮できるでしょう。「もう一歩で諦めそう…」と思っていたことにも、粘り強く取り組むエネルギーが湧いてきます。今日は、あなたの真面目さが最高の武器になりますよ!
ラッキーアイテム: 落ち着いた色の手帳(計画を実行に移すための具体的なツールが吉)
第2位:おうし座 (Taurus) ♉
【金運も対人運もアップ!心に豊かさがあふれる日】
おうし座さんは、五感が冴えわたり、心地よさを追求できる素晴らしい一日です。特に金銭面での小さなサプライズや、欲しかったものが手に入るなど、物質的な豊かさを感じられる予感。また、大切な人との温かい時間を持つことで、心が満たされ、運気がさらにアップします。寒い日だからこそ、美味しいものを味わったり、お気に入りの場所でゆっくり過ごしたりすることが、明日の活力につながります。
ラッキーアイテム: 高級なハンドクリーム(五感を満たす触覚を大切に)
第3位:うお座 (Pisces) ♓
【インスピレーションが冴える!想像力が爆発するクリエイティブデー】
うお座さんは、直感力とインスピレーションが冴えわたる日!特にクリエイティブな活動や、人とのコミュニケーションにおいて、あなたの豊かな想像力が大きな武器になります。曖昧だった計画が具体化したり、解決策が見つからなかった問題にユニークな閃きが降りてきたりするでしょう。今日は、カフェでぼーっと空想にふける時間も大切。そこから最高のアイデアが生まれるかもしれませんよ!
ラッキーアイテム: 透明感のあるアロマキャンドル(心を落ち着かせ、インスピレーションを引き出す)
まとめ:1月20日は「変化」と「温もり」が共存する、最強の転換点!
さて、歴史を紐解き、記念日の秘密を暴き、そして今日のラッキースターまで見てきましたが、いかがでしたか?
「1月20日」という一見、ただ寒いだけの日付が、これほどまでに奥深い「転換点」だったことに驚きを禁じ得ません。
政治の世界では、F.D.ルーズベルト大統領から始まる**「アメリカ大統領就任式」という国家のバトンタッチが行われ、システムの面では、「イギリス国会」の始まりや、私たちの生活を変えた「ヤマトの宅急便」がスタート。さらに、直近ではJAXAの探査機「SLIM」が月面に降り立つという、「宇宙のルール」**すら書き換える偉業が達成されています。
一方で、この日は「大寒」を中心に、「寒さを逆手に取る知恵」に満ちていました。寒いからこそ温かい甘酒を飲み、寒さに強い寒うなぎを食べ、そして寒いからこそ「雪の妖精」シマエナガが丸く膨らむ。さらには、この寒さの時期にこそ、**「インクルーシブ社会」**の実現という、心の温かさを追求する記念日が設定されているというのも、なんとも示唆的です。
そして、今日のラッキースターたち(やぎ座、おうし座、うお座)も、この「変化」と「温もり」のエネルギーを受け取って、それぞれの分野で最高の力を発揮できる一日です。
1月20日は、ただ寒いだけでなく、**「世界が新しいルールに切り替わる日」であり、「私たちがその変化に備えて心身を温める日」**なのです。
この多面的で面白い1月20日のトリビアを、ぜひ今日会う大切な人たちにシェアして、話題の中心をかっさらってください!
