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【今日は何の日 10月16日】カーネルおじさんとディズニーと日本の夜明けが同じ日に?

10月16日と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

「特に何もないかな…」と思ったあなた、実はこの日は、世界を大きく揺るがした出来事から、日本人の心を熱くしたあの一大イベントまで、驚くほど多種多様な歴史が凝縮されている日なんです。

この記事を読み終わる頃には、きっと誰かに話したくなるようなトリビアが満載。さあ、一緒に10月16日のタイムトラベルに出発しましょう!


目次

10月16日に起こった出来事

カーネルおじさんが道頓堀にダイブした日!

1985年(昭和60年)10月16日、日本中が熱狂の渦に巻き込まれた出来事がありました。そう、プロ野球の阪神タイガースが21年ぶりのリーグ優勝を決めた日です!

この優勝の興奮冷めやらぬまま、大阪・道頓堀では伝説の「カーネル・サンダース像投げ込み事件」が発生しました。あまりの嬉しさに理性を失ったファンが、道頓堀にあったケンタッキーフライドチキンの店頭からカーネルおじさんの像を剥がし、歓喜の雄叫びとともに川へ投げ込んでしまったのです。

当時の報道では、「カーネル・サンダースの呪い」というまことしやかな噂が流れ、その後阪神は低迷期に入ります。しかし、2009年に道頓堀川からカーネルおじさんの像が奇跡的に発見されたことは、阪神ファンの間では大きな話題となりました。


夢と魔法の王国はここから始まった!ウォルト・ディズニー・カンパニー創立

私たちが愛してやまないミッキーマウスやドナルドダック、そして数々の感動的な映画を生み出してきたウォルト・ディズニー・カンパニー。実はこの巨大エンターテイメント企業も、1923年10月16日にウォルト・ディズニーと彼の兄ロイ・O・ディズニーによって、ロサンゼルスで設立されたのが始まりでした。

創業当時はたった10ドルの資金と、1枚の契約書からスタートしたと言われています。今では考えられないような小さな規模から、世界中の人々に夢と感動を届ける一大ブランドへと成長しました。

この事実を知ると、ディズニー映画を観る目が少し変わるかもしれませんね。小さな一歩が、やがて世界を変える。そんなロマンを感じさせてくれる日でもあります。


フランス革命の嵐に散った悲劇の王妃

1793年10月16日は、フランス革命の歴史において、最も悲劇的で象徴的な日の一つです。この日、フランス国王ルイ16世の王妃であったマリー・アントワネットが、パリのコンコルド広場で断頭台の露と消えました

「パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない」という言葉が有名ですが、これは彼女が実際に言った言葉ではない、という説が有力です。


日本近代化の夜明け、鉄の歴史が始まった日

1886年10月16日は、日本の近代産業史において非常に重要な日です。岩手県釜石で、官営釜石鉱山田中製鉄所が洋式高炉での出銑(しゅっせん)に成功しました。

実はこの成功、実に49回目の挑戦でようやく達成されたものです。何度も失敗を繰り返しながらも、決して諦めなかった先人たちの粘り強さが、今日の日本の産業を築いた礎となっているのです。

この話を聞くと、私たちの身の回りにある鉄製品が、そんな汗と涙の結晶であることに気づかされますね。


世界を変えたノーベル賞とノーベル賞を辞退した男

1973年10月16日、ベトナム和平への貢献を認められ、アメリカのヘンリー・キッシンジャー国務長官と、北ベトナムのレ・ドゥク・ト政治局員にノーベル平和賞が贈られることが決定しました。

しかし、この受賞には意外な結末が待っていました。レ・ドゥク・トは、「ベトナムにはまだ平和が訪れていない」という理由で、ノーベル平和賞を辞退したのです。

ノーベル賞の歴史上、受賞を辞退した人物は数少ないのですが、彼のこの決断は、世界に大きな衝撃を与えました。平和の定義とは何か、という重い問いを投げかける出来事でした。


その他にもあった、10月16日の「えっ!?」な出来事

10月16日には、他にもたくさんの驚くべき出来事がありました。

  • 1384年 ヤドヴィガがポーランド王に即位。彼女は女性ですが、ポーランドの法律に基づき「王」として即位しました。
  • 1590年 イタリアの作曲家、カルロ・ジェズアルドが妻とその愛人を惨殺。彼の作品は、この事件後、さらに不協和音を多用するようになったと言われています。
  • 1846年 ウィリアム・T・G・モートンが、世界で初めて公の場でエーテル麻酔を使った手術に成功。この日がなければ、私たちは今も麻酔なしで手術を受けなければならなかったかもしれません。
  • 1859年 ジョン・ブラウンのハーパーズ・フェリー襲撃事件。暴力的手段で奴隷制度廃止を目指した彼の行動は、南北戦争の火種の一つとなりました。
  • 1906年 ケペニックの大尉事件。偽の軍服を着た詐欺師が、市民を騙して金庫を奪うという、まるで映画のような事件がドイツで起こりました。
  • 1916年 マーガレット・サンガーがアメリカで初の産児制限クリニックを開業。彼女は女性の権利のために戦い、避妊に関する情報提供の道を拓きました。
  • 1923年 ウォルト・ディズニー・カンパニー創立。
  • 1941年 近衛文麿内閣が総辞職。東条英機が陸相から首相へと転じるきっかけとなった日です。
  • 1945年 国際連合食糧農業機関(FAO)が設立。世界の食糧問題解決を目指す国際機関の誕生です。
  • 1946年 ニュルンベルク裁判で死刑判決を受けたナチス幹部たちの刑が執行。
  • 1952年 昭和天皇・皇后が戦後初めて靖国神社に参拝。
  • 1964年 中国が初の核実験に成功。世界で5番目の核保有国となりました。
  • 1978年 ポーランド人のカロル・ウォイティワ枢機卿がローマ教皇に選出。ヨハネ・パウロ2世として、東欧出身者としては初めての教皇となりました。
  • 1981年 北炭夕張新炭鉱ガス突出事故。日本の炭鉱史上、最悪の事故の一つです。
  • 1986年 ラインホルト・メスナーが、8000メートル峰全14座の完全登頂に世界で初めて成功。
  • 2004年 茨城県常陸大宮市が市制施行。
  • 2013年 伊豆大島で大規模な土砂災害が発生。
  • 2020年 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開。日本の映画史を塗り替える大ヒットとなりました。

これだけ多くの出来事が同じ日に起こっていたとは、本当に驚きですよね。

歴史の教科書には載らないような、でも知っているとちょっと面白い、そんなトリビアの数々をご紹介しました。

10月16日は何の記念日?


【今日は何の記念日? 10月16日】十六茶にタマゴにトロまで!食べ物記念日がてんこ盛りの日だった!

カレンダーをぼんやり眺めていると、たまに「へぇ、こんな日もあるんだ!」と驚く記念日を見つけますよね。でも、10月16日は、ちょっと見つけたくらいじゃ済まないレベルで、面白い記念日が大渋滞している日なんです。

この記事では、そんな10月16日に制定された、知っていると明日からちょっとだけ賢くなった気分になれる、笑えてためになる記念日たちを、ユーモアたっぷりにご紹介します。

さあ、あなたの日常に彩りを加える、記念日探しの旅に出かけましょう!


食べるの大好き!食に関する記念日スペシャル

10月16日は、なぜか食べ物に関する記念日がとっても多いんです。もしかしたら、食欲の秋のピークだから…? それとも、ただの偶然? そんなことを考えながら、まずは食いしん坊にはたまらない記念日を覗いてみましょう!

十六茶の日

アサヒ飲料株式会社が制定した「十六茶の日」。日付の由来は、ストレートに「16」だから。そのまんま!ですよね。この記念日には、「カラダにいいもの、おいしいもの」という十六茶のコンセプトを広める目的があるそうです。

十六茶には、ハトムギや大麦、玄米、ハブ茶など、16種類の厳選された素材がブレンドされています。一つ一つの素材が持つ風味や栄養を考え抜いて、あの独特の味わいが生まれているんですね。次に十六茶を飲むときは、ぜひ「16種類の恵みよ、ありがとう!」と心の中で感謝しながら飲んでみてください。味の感じ方が変わる…かもしれません!

トロの日

日本を代表する高級食材、マグロの「トロ」。なんと、このトロにも記念日があります。マグロ類を扱う貿易会社、株式会社マグロの吉井が制定した「トロの日」。

「と(10)ろ(6)」の語呂合わせで10月6日…と、言いたいところですが、ちょっと待った!実は、10月6日と10月16日の両方が「トロの日」として登録されているんです。10月6日は「と(10)ろ(6)」、そして10月16日は「とろ(16)」の語呂合わせ。なんとも欲張りな記念日ですが、それだけトロを愛する人が多いということなのでしょう。

トロが好きな方は、年に2回もトロを食べる口実ができてラッキーですね!

「森のたまご」の日

プリッと盛り上がった黄身と、濃厚な味わいが特徴の「森のたまご」。こちらもイセ食品株式会社によって10月16日が記念日に制定されました。

「森のたまごの日」は11月18日と毎月第3木曜日に制定。日付は11月で「いい」、18日を「森のたまご」の「森」と読むことからで、「森」の字にある「木」を分解すると「十」と「八」となるため18日とし、「森のたまご」の「森」の字には「木」が3つあることから第3木曜日したものが由来とのこと。

この記念日を知ると、普段何気なく食べている「森のたまご」が、なんだか哲学的に見えてくるから不思議です。

世界食料デー

食に関する記念日の中でも、最も国際的で重要なのが「世界食料デー」です。これは、1945年10月16日に国際連合食糧農業機関(FAO)が設立されたことを記念して制定されました。

世界の食糧問題や飢餓について考え、行動する日とされています。私たちが毎日おいしく食事をできるのは、決して当たり前のことではありません。食料廃棄の問題や、開発途上国の飢餓の問題など、世界にはまだ解決しなければならない課題がたくさんあります。

この日をきっかけに、普段の食事に感謝したり、フードロスを減らすためにできることを考えたりするのもいいですね。


美と健康に関する記念日

10月16日は、食欲の秋だけじゃなく、美容や健康にも気を配る日でした!

いい色髪の日

「い(1)い(1)いろ(6)」の語呂合わせで、10月16日は「いい色髪の日」です。この記念日は、ヘアカラー製品などを手掛ける株式会社マンダムが制定しました。

「髪の色が与える印象を大切にし、自分らしいカラーリングを提案する日」というコンセプトで、おしゃれな髪色を楽しむことを応援しています。普段は挑戦しないような髪色にしてみたり、気分転換に美容室に行ってみたりするのもいいかもしれませんね。

ちなみに、髪の色の種類は、世界には想像以上にたくさんあるんですよ。黒髪から金髪、赤毛まで、本当に多様な色合いがあるのは面白いですね。

リゼクリニックの日

医療脱毛サービスを提供するリゼクリニックが制定した「リゼクリニックの日」も10月16日です。

「リ(1)ゼ(0)クリ(9)ニ(2)ック」…というわけではなく、こちらは「リ(1)ゼ(0)な(7)ど(10)クリニック(9)」…でもなく、「い(1)い(1)ろ(6)肌(8)の日」…これも違う!

実は、「医療脱毛の認知度を高める」 という真面目な目的で制定された日です。クリニック名と直接的な語呂合わせはないものの、多くの人に医療脱毛の安心感や効果を知ってもらうための大切な日と位置づけられています。由来は1の形を体毛に見立て、それが脱毛で無くなることを0として10月。「医療=いりょう」の語感が16と似ていることから16日。合わせて10月16日としたもの。(一般社団法人 日本記念日協会HPより) 。「ムダ毛のない美しい素肌は、清潔感があり、健康で明るいイメージを与えてくれる」という想いが込められているそうですよ。


ちょっと真面目? でも大切な記念日

ここからは、私たちの社会や未来に関わる、少し真面目だけど知っておきたい記念日です。

国消国産の日

JAグループなどが提唱する「国消国産の日」。これは「国民が必要な食料を、自分たちの国で生産し消費する」という考え方を広めるために制定されました。

「国消国産」という言葉は、まだ聞き慣れないかもしれませんが、日本の食料自給率が低い現状を考えると、非常に重要なテーマです。例えば、パンの原料となる小麦はほとんど輸入に頼っていますが、もし輸入が途絶えたら…? 想像すると、ちょっと怖いですよね。

この日を機に、日本の農産物や畜産物に目を向けて、身近なスーパーで「国産」と書かれた食材を選んでみるのはいかがでしょうか。

人と色の日・自分色記念日

これは、自分に似合う色、自分らしい色を考えるきっかけになる記念日です。日本流行色協会(JAFCA)が制定しました。

ひ(1)と(10)・い(1)ろ(6)」の語呂合わせで10月16日…ではなく、「10月」はパーソナルカラーのタイプ「イエローベース」と「ブルーベース」の「ベース」の語呂合わせ、そして「16日」は「いろいろ」の「いろ」の語呂合わせで、「いろいろなパーソナルカラーを知る日」…というのもちょっと無理やりな気がしますね(笑)。

真面目な由来は、この日が色に関する記念日にふさわしいと判断されたから、ということのようです。人それぞれ、生まれ持った肌や目の色、髪の色に調和する「自分色」を見つけることで、より魅力的に見えるそうですよ。

グリーンリボンDAY

グリーンリボンは、臓器移植医療のシンボルマークです。10月16日は「グリーンリボンDAY」として、臓器提供の意思表示を促す啓発活動が行われます。

10月16日という日付は、1997年に臓器移植法が施行された「10月16日」に由来します。臓器提供によって、病気や事故で苦しむ多くの命が救われています。しかし、まだまだドナー不足が深刻な問題です。

臓器提供意思表示カードや、健康保険証の裏面にある意思表示欄など、できることはたくさんあります。自分や大切な人の命について、一度真剣に考える機会にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ:10月16日は、まさかの「カーネルおじさん、ディズニー、そして歴史的大事件」が詰まったカオスな日だった!

いかがでしたか? 10月16日という普通の日が、これほどまでに波乱に満ちた一日だったとは、驚きを隠せません。

カーネルおじさんが道頓堀に飛び込んだり、ディズニーがたった10ドルからスタートしたり、はたまたマリー・アントワネットが処刑されたり…。喜劇と悲劇、創造と破壊が入り混じった、まさに歴史の縮図のような日でした。

日常の何気ない日付にも、こうして歴史をひもといてみると、意外な発見や感動があるものです。

これからも、「今日は何の日?」をテーマに、皆さんが思わず誰かに話したくなるような面白い出来事や、ためになる知識をどんどんお届けしていきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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