8月28日。夏休みも終わりが近づき、宿題の追い込みに追われている人も多いのではないでしょうか。さて、そんなごくごく普通の日だと思われがちな今日ですが、実はとんでもない秘密が隠されていることをご存知ですか？
楽器の女王バイオリン、娯楽の王様テレビ、そして日本人なら誰もが知るあの言葉、一期一会。
一見なんの関係もなさそうなこの3つが、すべて8月28日に繋がっているとしたら…？
「え、嘘でしょ？」と思ったあなた、大正解です。
嘘ではありません。今日、8月28日は、これら3つの記念日が重なり合う、とんでもなくトリビア満載な日なんです。
8月28日を3倍楽しめる、お得なトリビア情報をご紹介しましょう！読み終わる頃には、きっと誰かに話したくなるはずですよ。
8月28日はバイオリンの日！意外な歴史と豆知識
まずは、楽器の女王「バイオリン」からいきましょう。
なぜ8月28日がバイオリンの日なのかというと、1880年のこの日に日本で初めて国産バイオリンが完成したからなんです。それまで、バイオリンは輸入に頼る高価なものでした。それを日本の職人さんが、「よっしゃ、自分たちで作ってみよう！」と奮起し、見事に成功させた記念すべき日なんですね。
バイオリンって、もともとは戦争で使われていた！？
想像してみてください。戦場で、兵士たちが楽器を奏でている姿を。
…なんて、ロマンチックな話ではありません。
実はバイオリンの原型は、馬の毛を張った弓を弦にこすりつけて音を出す民族楽器。これが中世ヨーロッパで改良され、現在の形に近づいていきました。
そして、中世の戦場では、兵士の士気を高めるために太鼓や笛が使われていましたが、バイオリンのような弦楽器も、時として戦闘の合図や行進曲を奏でるのに使われていたと言われています。
ロマンチックとはちょっと違うけど、意外な歴史ですよね。
世界一高価なバイオリン、おいくら？
バイオリンといえば、あの有名なストラディバリウスが有名ですよね。
2011年にオークションで落札された「レディ・ブラント」というストラディバリウスは、なんと1590万ドル。当時のレートで約12億7000万円という驚きの価格でした。
もはや楽器というより、美術品や歴史的遺産ですね。もし弾くとしたら、演奏中に手が震えてしまいそうです。
楽器として使うには、とんでもない勇気と財力が必要そうです。
さて、次はバイオリンに負けず劣らず意外な歴史を持つ、あのメディアについて深掘りしていきましょう。
民放テレビスタートの日！昔のCMと懐かしの番組トリビア
バイオリンの話でちょっとお腹いっぱいになった人もいるかもしれませんね。では、お次はみんなの生活に身近なテレビの話です。
1953年の8月28日、日本で初めての民間放送テレビ局である日本テレビが、放送を開始しました。当時、テレビを持っている家庭は全国でもたったの866台！
そんな希少な存在だったテレビが、日本の家庭に普及していく過程には、面白いトリビアがたくさんあります。
日本初のテレビCMは、パンだった！？
テレビの放送開始と同時に、日本で最初のテレビコマーシャルが放送されました。
そのCMは、なんと正力松太郎のCM…ではなく、服部時計店（現在のセイコー）の「鳩時計」のCMだったと言われています。
そして、その後すぐに放送されたのが、精工舎の時報CMと、日本初の音声CMである「日本初の民間放送は、日本の食生活を豊かにする」というパンのCMだったそうです。
今のように、凝った映像や音楽はなく、ナレーターが商品名を読み上げるだけだったとか。しかし、テレビという新メディアでのCMは、人々の目に新鮮に映ったことでしょう。
テレビが日本を変えた？昭和の懐かし番組大特集！
テレビが一般家庭に普及し始めると、多くの人がテレビの前に集まるようになりました。特に、昭和の時代はテレビが娯楽の中心。
- 「鉄腕アトム」や「サザエさん」といった国民的アニメ
- 「太陽にほえろ！」や「Gメン’75」などの刑事ドラマ
- 「8時だョ！全員集合」や「ドリフ大爆笑」といったお笑い番組
など、今では考えられないような高視聴率を叩き出した番組がたくさん生まれました。
今、YouTubeやNetflixなど、たくさんの選択肢がある時代ですが、チャンネルを回すだけで楽しめたあの頃のテレビには、独特の魅力がありましたよね。
バイオリン、テレビときたら、最後はぐっと心に響くテーマで締めくくりましょう。
バイオリンが奏でる音も、テレビから流れる映像も、それらに出会えたのはきっと何かのご縁。そう、次は一期一会の日の秘密に迫ります。
SNS全盛期だからこそ心に刻みたい、一期一会の日
バイオリンとテレビ、一見バラバラなテーマでしたが、どちらも私たちの生活に豊かさをもたらしてくれます。そんな彼らと出会えたのも、きっと何かのご縁。
そう、最後にご紹介するのは、一期一会の日です。
なぜ8月28日なのかというと、茶道家の千利休が「一期一会」という言葉を大切にしていたことに由来しています。彼が記した書物の中に、「一期一会」の精神が説かれているのですが、その書物が発見されたのが8月28日だったからだと言われています。
千利休もびっくり？SNSが変えた「出会い」のカタチ
千利休が生きた戦国時代と現代では、人の出会い方はまったく違いますよね。
当時は、人と会う機会はとても貴重なものでした。だからこそ、その一度きりの出会いを大切にしよう、という「一期一会」の考え方が生まれたのでしょう。
一方、現代はどうでしょう？
Twitterで知らない人と気軽に繋がったり、インスタで世界中の人と交流したり。物理的な距離を越えて、簡単に人と出会える時代です。
でも、その便利さの裏側で、私たちは本当の「一期一会」を忘れかけているのかもしれません。
たくさんの出会いがあるからこそ、一つひとつの出会いを軽く見てしまったり、表面的な関係で満足してしまったり。
今日という日を大切にするための小さなヒント
だからこそ、8月28日という「一期一会の日」は、私たちに大切なことを思い出させてくれます。
- 目の前の人に集中する：スマホを置いて、相手の目を見て話す。たったこれだけで、会話はぐっと深まります。
- 感謝の気持ちを伝える：「ありがとう」や「おかげさまで」を、心から伝える習慣をつけましょう。
- 今日の出会いを記録する：日記でもSNSでもいいので、今日出会った人、話したこと、感じたことをメモしてみる。
こうして振り返ると、8月28日って本当に奥深い日ですね。
バイオリンの美しい音色、テレビがくれた感動、そして人との出会い。
普段は見過ごしてしまうような記念日でも、その裏側にあるストーリーを知ることで、今日という日が少しだけ特別に感じられたのではないでしょうか。
さて、あなたの8月28日はどんな日になりましたか？
まとめ：毎日がちょっと面白くなるトリビア
3つのトリビア、いかがでしたか？
普段何気なく過ごしている日にも、こんなに面白い歴史や記念日が隠されているなんて、ちょっとワクワクしませんか？
バイオリンの歴史、テレビの変遷、そして一期一会の深さ。どれも8月28日というたった一日の中に詰まっている秘密です。
このブログでは、今日から毎日、そんな「知られざる記念日」や「意外な歴史」を深掘りして、皆さんの日常をちょっぴり豊かにするトリビアをお届けしていきます。
明日はどんな日でしょう？ぜひ、明日も読みに来てくださいね！
