2023年の大リーグのウィンターミーティングが始まりました。このウィンターミーティングで各球団のトレードが活発になり、今後来シーズンにむけてのチーム作りが本格的になってきます。今回は日本人大リーガーの2023年の活躍を評価するため、選手の総合的な貢献度「WAR」をベースに米データサイト「ファングラフス」が独自の「評価年俸」を算出しました。
目次
「ファングラフス」の「評価年俸」とは。
米データサイト「ファングラフス」では、総合的な貢献度を示す「WAR」を使用して各選手の「評価年俸」を算出しています。
※WARとは・・・WAR（Wins Above Replacement）とは、打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標。代替可能な控え選手が出場する場合に比べてどれだけチームの勝利数を増やしたかによって計算されます。
米データサイト「ファングラフス」では次の方法で各選手の「評価年俸」を算出しています。
各選手の「評価年俸」＝WAR × ８００万ドル
2023年日本人選手の「評価年俸」は。働いた選手、もらいすぎの選手は。
大谷翔平（＋4，200万ドル）
- 2023年年俸 3，000万ドル
- 2023年WAR 9.0
- 2023年評価年俸 7，200万ドル
- 成績 投手 23試合 10勝5敗、防御率は3.14
- 成績 野手 135試合 打率.304 本塁打44本 打点95点
千賀 滉大（+1，320万ドル）
- 2023年年俸 1,400万ドル
- 2023年WAR 3.4
- 2023年評価年俸 2，720万ドル
- 成績 投手 29試合 12勝7敗、防御率2.98
菊池雄星（+1，080万ドル）
- 2023年年俸 1,000万ドル
- 2023年WAR 2.6
- 2023年評価年俸 2，080万ドル
- 成績 投手 32試合 11勝6敗、防御率は3.86
鈴木誠也（+860万ドル）
- 2023年年俸 1,700万ドル
- 2023年WAR 3.2
- 2023年評価年俸 2，560万ドル
- 成績 野手 138試合 打率.285 本塁打20本 打点74点
前田健太(+685万ドル）
- 2023年年俸 515万ドル
- 2023年WAR 1.5
- 2023年評価年俸 1，200万ドル
- 成績 投手 21試合 6勝8敗、防御率は4.23
ダルビッシュ有（△480万ドル）
- 2023年年俸 2，400万ドル
- 2023年WAR 2.4
- 2023年評価年俸 1，920万ドル
- 成績 投手 24試合 8勝10敗、防御率は4.56
藤浪晋太郎（△165万ドル）
- 2023年年俸 325万ドル
- 2023年WAR 0.2
- 2023年評価年俸 160万ドル
- 成績 投手 64試合 7勝8敗２セーブ5ホールド、防御率は7.18
吉田 正尚（△1，020万ドル）
- 2023年年俸 1,500万ドル
- 2023年WAR 0.6
- 2023年評価年俸 480万ドル
- 成績 野手 140試合 打率.289 本塁打15本 打点72点
まとめ（算出方法）
今回は、米データサイトのFANGRAPHSのWARを基準に評価年俸を算出してみました。
算出方法は、WAR × 800万ドル
です。
今回の基準で算出してみると、選手の活躍状況の目安になりますね。
あわせて読みたい
【２０２３年】阪神が優勝して当たり前。WAR上位１０位以内に５名もランクイン。
2023年のセリーグは阪神タイガースが優勝を飾りました。 阪神タイガースの強さは、セイバーメトリクスによる打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表…
