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地域の自治会には加入する必要があるのか。村八分になる?

田舎でも都会でも自治会へ加入する必要あるのかと考える人も多いと思います。
自治会の活動に参加していないのに自治会費が徴収されていませんか?
なんで何も活動をしていないのに自治会費を払わないといけないのか、そもそも自治会に加入しないといけないのか、そんな風に考える人も多いと思います。
今回は自治会の加入について考えてみました。

目次

自治会って何をしているところ?

自治会はその地域の住民により、地方自治体による地域サービスの補助やその地域住民の安全の保護、地域環境の整備を行っています。

その地域のゴミ回収場の管理、生活環境の整備、祭り等地域住民の交流の場の提供、住民同士の問題の解決を行っています。
また、住民の要望を吸い上げ、地方自治体へ代表して生活改善の要望の提出等、地方自治体への橋渡しを行っています。
地域によっては、消防団のような防災の役割をになっています。

地方自治体が目が届かない細かな部分を自治会が、地方自治体の一部となって活動をしております。

そのため、活動内容によっては地方自治体から補助金をもらって活動をしている面もあります。

自治会には加入しないといけないのか。

自治会は任意加入の団体です。そのため自治会への加入は必須ではありません。自治会に加入することも加入しないこともその人の権利なので各自で選ぶことができます。
基本的にその土地に引っ越すと自動的に自治会への加入となり、アパートなら家賃とともに自治会費が徴収され、一戸建てなら地域の役員が自治会費の徴収に来ることになります。
自治会はその土地に引っ越すと自動的にかにゅうと見なされるため、自治会に加入したくなければ、アパートなら管理会社や大家さんを通して、一戸建てなら自治会の役員に直接自治会からの脱退を伝えなければなりません。

自治会に加入しないとどうなるのか。

自治会に加入しないとどんな不利益があるのでしょうか。

ごみ回収をしてもらえない。共同ごみ捨て場を使用できない。

市町村のごみ回収時に使用するごみ捨て場の多くは、自治会が管理しています。
自治会で当番を決め、ごみ捨て場の掃除や管理をしています。

そのため、自治会が管理するごみ捨て場は自治会員しか使用することができません。

もし自治会に加入していない場合は、各自でごみ焼却施設に家庭ごみを持ち込まなければいけなくなってしまいます。

災害時に支援物資の供給が受けられない。

地震や台風なとの災害があった場合に、国や地方自治体からの支援物資が供給されることがあります。
しかしながら、国や地方自治体からの支援物資が手元に届くまでには数日日数が掛かります。
そのためその支援物資が届くまでは、各家庭で準備した非常災害物品や各自治会で備蓄している非常災害物品で対応することになります。

自治会は各自治会費で非常災害物品を購入しているため、自治会の非常災害物品は自治会員のみに配られることになります。

家庭で非常災害物品を備蓄している場合はいいですが、そうでない場合、自治会からの非常災害物品の配布を受けられないことになります。

夏祭り等の自治会行事へ参加できない

自治会で夏祭りや餅つき大会等自治会独自の行事を行っているところもあります。
その行事の費用は各自治会員から集めた自治会費で賄われています。

そのため、自治会が開催する行事への参加は制約されることとなります。

自治会自体が各自治会員同士のコミュニケーションのためのものでもあるため、自治会内での疎遠になることもあります。

自治会消防団や自治会防災隊の支援が受けられない

各自治会内で消防団や自治会防災隊を組織している自治会もあります。
この消防団や自治会防災隊も自治会費で運営されています。

そのため、火災等が起きたときに消防団や自治会防災隊からの支援受けられなくなってしまいます。

自治会内住民とコミュニケーションができない、つながりができない

自治会は地域住民のコミュニケーションの場となっています。
そのため自治会に入らないと変わった人などのレッテルが張られ、地域住民から敬遠されたりします。

まとめ

自治会はその地域の環境整備や安全環境の整備、地域住民のコミュニケーションの場となっています。
各自治会では自治会費を集め、その会費により防犯灯の整備や地域の清掃等を行っています。
また、地域住民のコミュニケーションの場ともなっています。

地方や田舎等自治会の活動が活発な場所では、自治会に入らないと変わった人とみられたり敬遠されたりします。

自治会に入ると、自治会内の会合や行事がありめんどくさいと感じるかもしれません。
しかし自治会はその地域の環境整備や防犯、災害時の対応もしており、その地域に暮らしていれば少なからず自治会の恩恵を受けています。

環境整備や防犯等誰かがやっていてくれるから自分がそのきれいな環境、安全な環境に暮らせていることを忘れてはいけません。

やはりその地域に暮らしている以上、その地域や人々と交流をもち、互いに協力して生活していくのがいいのではないでしょうか。

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