不眠症でなかなか寝付けれないことはありませんか。
米海軍飛行前訓練学校が、パイロットが確実に必要不可欠な休息が取れるよう開発した対処法をご紹介します。
米海軍飛行前訓練学校が、パイロットが確実に必要不可欠な休息が取れるよう開発した対処法をご紹介。
人間にとっては睡眠がとても重要になってきます。
アメリカでも戦時中空軍パイロットが睡眠不足のため、重篤なミスを犯してしまうことが多発しました。
そのため、米海軍飛行前訓練学校が出撃に備える必要のある環境において、パイロットが確実に必要不可欠な休息が取れるよう開発したのがこの方法です。
この方法を使うと、銃弾が飛び交っている状況でも、コーヒーを飲んだ後などどんな状況下や環境でも、昼夜問わず、２分以内に眠りにつけます。６週間の訓練では96％の睡眠に効果があったとのことです。
それではその方法を紹介していきます。
目やあごの周りを意識し、顔全体の筋肉の力を抜く。
布団にうずめる感覚で肩や腕の筋肉を脱力させて力を抜く。
初めに左腕の力を抜いて、それから右腕の力を抜く。力を抜くときは片側ずつ行います。
深呼吸をしながら、胸の力（上半身の力）を抜きます。
深呼吸をしながら、大腿からひざ下までの力を抜きます。
何も考えず全身の力を抜いたまま、１０秒間深呼吸をします。
この時にはなにも考えないことが大切です。
この方法では１０秒間何も考えないようにすることにより睡眠を促すことができるとされています。
真っ暗な部屋に吊った黒いベルベットのハンモックに乗っている、心地よく温かな自分をイメージする。
全身をリラックスさせながら次のうちのどちらかを思い浮かべる
- 上空に青空が広がり、静かな湖に浮かべたカヌーに寝そべる自分をイメージする。
- 真っ暗な部屋に吊った黒いベルベットのハンモックに乗っている、心地よく温かな自分をイメージする。
改良した「超睡眠法」とは
この米軍式の睡眠法を改良した「超睡眠法」とはなんでしょうか。
これは米軍式の睡眠法にもう一つのステップを加えます。
身体と心を十分にリラックスさせて後に次のステップを追加します。
改良「超睡眠法」の新ステップ
身体と心を十分にリラックスさせた後に次のことを想像します
- 身体の少し上にオレンジ色に輝く暖かい光の塊を想像します。
- その塊から温かな光が全身に降り注いでいることを想像します。
- 降り注いだ温かな光により身体がだんだん温まっていくことを想像します。
- 身体が温まってきたら、その光に身を任せます。
- 頭の中を空っぽにして１０秒間何も考えないようにします。
まとめ
「超睡眠法」は上記の新ステップ、温かな光が身体を温めることを想像することを追加するだけです。
実際に試してみると身体が温まってきます。
この体温の上昇が、身体をリラックスさせて睡眠へと導くこととなります。
不眠症の方はこの「超睡眠法」を試してみてはいかがでしょうか。
